ヤマガタンver9 > つなぐ という物語 〜地元農産物と地域と人と〜

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▼つなぐ という物語 〜地元農産物と地域と人と〜

 長井市のレインボープランは、「つなぐ」という想いを大切にしながら、市民による市民のための活動を続けています。日々取り組んでいる資源分別を土づくりへつなぎ、そして育った農作物を台所へつなぐこと。地域や家庭で代々受け継がれてきた伝統食を次の世代へつなぐこと。例えるなら、今あるたすきをしっかりと握りながら次へとつなぐ駅伝選手のようなものです。
 今年度実施した親子を対象とした畑体験では、レインボープラン堆肥を使った秘伝豆の栽培体験をしました。3月1日に開催された「寿限無講座」では市内の親子など15名が、収穫された秘伝豆をつかった味噌づくりに挑戦しました。日本伝統の発酵食品である味噌は、食卓と心と体を温めてくれる優れもの。ぜひ次の世代にもつなぎたい食品です。
味噌の仕込みをはじめて体験した小さな参加者たちは「できあがりが楽しみ。ぜいたくな秘伝豆のお味噌汁をいっぱい食べたい」とニコニコ顔でした。 


“みそ玉”作り「たのし〜い♪」

 また2月には、同じ畑で収穫された里芋を使った『里芋コロッケ』の試食会を、おらんだ市場菜なポートで開催しました。
郷土料理の芋煮や煮物でおなじみの素材の新たな活用を目指して商品開発したもので、長井色を打ち出すべく枝豆と馬肉も組み合わせました。試食した市民からは「とろみがあって美味しい」「しっかりと風味を感じた」「子どもも喜びそう」といった声が聞かれました。ご意見やご提案、そして生産者・製造者・消費者のつながりもまた大切にしながら、長井の名物に育て上げていきたいものです。

こうした素材同士のつながり、生産者と消費者のつながりが、また新たな希望へとつながろうとしています。


菜なポートでの里芋コロッケ試食会

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