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▼農場の洪水被害

7月9日から10日にかけての記録的な大雨で、館町圃場が推定で約10時間全面積冠水した。10日後にはミニトマト6棟の内3棟が壊滅的な被害を蒙った。被害額は算定中だが売り上げ減少額だけでも150万円前後になる見込みだ。そのほか、肥料代、資材費、苗購入費、育成諸費が加われば相当なマイナスを覚悟しなければならなくなった。
雨除けハウスの夏秋キュウリは何とか収穫期に入ったが、根への障害が残り今後の影響が心配される。

雨除けハウスの夏秋キュウリは何とか収穫期に入ったが、根への障害が残り今後の影響が心配される。

さらに、追い討ちをかけるように「福幸ファーム」のピーマンが収穫直前にウイルスによる病変が現れあっという間に蔓延し、収穫の見込みがなくなった。
被害圃場は、今年初めて作付けした圃場には、病菌が既にが潜んでいたのかも知れないが安全野菜を収穫して消費者に届けたいことから、農薬を極力使わない方針が裏目に出たということなのだろうか。

早め早めの観察で病変を見つけることが肝心だったが、長雨による木の衰弱で一気に被害が蔓延した形だが、労働力不足で見回りが追いつかなかったことも反省点として挙げられる。
今回は高い月謝を払うことになろうが、この経験を無駄にすることなくがんばりたい。
今後は後作として何を植えるのか、限られた栽培期間などを考慮して品目選定を進めることになる。
洪水は、秋にも来ると予想しなくてはならず、大型排水ポンプの活用と、用排水路の管理徹底を関係者に強く要請しておくつもりである。



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