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▼岩部山三十三観音めぐり紀行19

岩部山三十三観音めぐり紀行19/

第19番「霊ゆう山 革(こう)堂(行願寺) 千手観世音菩薩」

                ゆうは鹿の下に七がつく字です

 

花を見て 今は望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん

 

厳しい自然の中で咲く花を見ていると、今の望みは気持ちを革(あらた)めること、

革堂の庭の千草も盛んに咲いていることだろう。

 

◇「革堂」と「革める」をかけています。

 

花を「御法(みのり)の花」※、千草を「千手観音」に例えているとすると、

「御法の花を見て(法華経の教えで)、気持ちが革まる。

革堂の千手観音様のご利益も盛んとなるであろう。」と解釈できます。

 

※法華経のことです。

 法華経の中の「観世音菩薩普門品第二十五」が観音経になります。


2020/06/16 10:57 (C) 中川公民館日記
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