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▼災害とコロナ

最上川が氾濫しました。
私が山形にきて、45年。最上川の氾濫はついぞ記憶にありませんでしたが、調べてみると53年ぶりなのだそうです。私が通う国道348号線も通行止めになっています。今まで事故で通行止めになったことはありましたが、法面の崩落で通行止めになったのは、初めてかもしれません。
一昨日、仕事が終わって山形に帰る途中、国道348号線の最初のトンネルを過ぎ、下りにさしかかる所で、土砂が道路の半分をふさぎ、実質、片側交互通行になっていました。「明日は通行できるだろうか。」と心配しながら帰路につきましたが、案の定、翌日山形市のはずれで山にさしかかる所の交差点で通行止めになっていました。その日は、南陽健診センターによる町民の健康診断のお手伝いの医師として、7時45分まで白鷹町の検診場所に行かなければならなかったので、急遽右折して(他車はほとんど左折していましたが、私はバイクが趣味で昔から山形県内を走りまくり、山形の道路を知り尽くしているつもりなので)、狐越街道に入り、県民の森をすり抜けて、職場に向かおうとしました。ところが、県民の森にさしかかる所で通行止め。そこから県民の森の中に入り、くねくね道路を走り、ようやく白鷹町というところで、また通行止め。そこを右折して、狭い道を進むと、あちこちに山から流れてきたこぶし大の石がごろごろしている所が何か所もありました。車底にごつごつと石が当たるのを感じながらさらに進むと、3トン位のトラックが脱輪して傾いて止まっているではありませんか。これはついにダメかなと思いましたが、ようやくそのそばをすり抜け、狐越街道に戻れました。そして15分遅れで会場に到着することができました。車は泥だらけになっていました。
今まで山形県は自然災害の少ない県と言われていましたが、人為的なものにしろ、そうでないにしろ、地球が温暖化して、気候変動が激しくなっているのは、間違いのないことでしょう。昔からそうだったように我々は、気候変動、細菌やウィルスの猛威に今後もこれからも対応して生きていかなければならないのです。先人達がそうだったように。
周りを見れば、ろくでもない国ばかりで虎視眈々と日本の領土を狙っています。コロナウィルスも依然として猛威を振るっています。毎年毎年、日本のどこかで50年に一度という災害が起こっています。今が、日本が大きく変化するべき時なのでしょう。どれだけうまく変化してそれらに対応していけるかは、この1,2年で決まると思います。日本の若者よ、今が変革の時だ。変革の波に乗り遅れるな!
2週間前に白鷹町でもついに1名のコロナウィルス陽性者が出ました。幸いなことにその後更なる発生はありません。昨日は、ついに岩手県でも2名の陽性者が発生しました。地方にも確実に第2波が押し寄せてきています。80歳以上の高齢者が感染すると10人に1人は亡くなります。ですから、白鷹あゆみの園に感染者を出しては絶対にいけないのです。当分の間、面会禁止という当施設の対応にご理解ご協力をお願い申し上げます。

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