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▼すばらしい経験 〜こぐわっ子たちの宝物〜

すばらしい経験 〜こぐわっ子たちの宝物〜/

 11月23日、高玉芝居の定期公演で、前座をさせていただきました。座長さんによる、最後のお稽古です。

 本番前、お家の方に作っていただいたおいしいお弁当の時間。なんとまあ、幸せそうな顔!

 はいはい、始まりますよ!

 センター長さんのお話が終わり、あれ?なんだか見覚えのあるきれいなお方が・・・

 この表情に近づけるかな・・・

 ナレーションの始まり始まり・・・

先生:「蚕桑の良いところ、考えてくることが宿題です!」

「もうわかるよ。やさしい人がたくさんいるところ!」

見守り隊のおじさん:「みんな、気を付けで帰れよ〜。」子ども達:「は〜い」

 東京から転校してきたツバサ:「蚕桑の宝っていわれてもな〜。あっちを向いても山。こっちを向いても山。帰りには、知らないおじさんが交通安全とかで立っているし。わけわかんない!」

ツバサ:「おじいちゃん、このうちも古いし、蚕桑っていいとこ全然ない!」

おじいちゃん:「何を言う。この家には代々伝わる立派な刀があるんじゃ。」

ツバサ:「何、この刀〜。そんなにすごいの〜?」 (刀:きらり!ピッカ〜ン!)

 時が、ぐんぐんさかのぼり・・・

 タランタラン、タランタランタランタランタラ〜ン、タリラリ・・・と、ピン〇パンサーの映画の時に流れる音楽に合わせ、やってきたのは何やら人相の悪い3人組。なんと、蚕桑の人はだましやすいなどと話していますが・・・

 なになに?水を飲ませてくださいとお願いして、うちの人が目を離したすきに、小判を盗んできただって!  ボス:「おぬしも悪よのう・・」

 どうやら、ツバサは江戸時代にタイムスリップしてきたようです。(がんばれ、タイムスリップ表現組!)

童「寒くなってきたね〜。」「んだね〜。」(フフ、適材適所ですね 1)

村人「あ、ここに誰か倒れてる!」

 倒れていたのは、令和から江戸時代にタイムスリップしたツバサでした。

 そして、ツバサが持っている刀の持ち主がいたのです。つまり、ご先祖さま。

 そんな中、あの泥棒たちの話になります。

 みんなで輪になって、泥棒をやっつける作戦。

 よし、みんな!力を合わせよう!

 時は、祭りの日。

 お獅子様が来たよ!

 御信心〜!獅子舞も、うまい!

 おっ!酔っ払い父ちゃんがやってきた! 実は、おとり・・・。

泥棒:「しめしめ、今でっせ!あの酔っ払い、いいかもだ!みんなが、祭りに夢中になっている間に・・・。」

 ZZZZZ・・・(むふふ、うまい! 適材適所 2?)

ツバサ「待て、泥棒!見たぞ!」

「俺が相手だ!」

「負けてたまるか!」シャキーン!

 かくして、泥棒たちは逃げていきました。

「ありがとう、ツバサ」「いや、みんなで知恵を出し合ったからだよ!」

 わ〜っ!またまたタイムスリップ!

 無事に令和に戻ったツバサ:「おはようございま〜す!」

ツバサ:「蚕桑のいいところ、たくさんわかったよ!」みんな:「よかった!」

ナレーター:「こうして、ツバサは、蚕桑の宝物を見つけました・・・。」

 いっぱしのカーテンコール。(#^.^#) みんな、とっても満足です。

 さすが、本物はかっこいい!

 見ていただいた方々から、たくさんお褒めの言葉をいただきました。それにしても、高玉芝居の本物の舞台をお借りしてお芝居をさせていただいたこと、それこそこぐわっ子たちの宝物となることでしょう。

 いつもいつも蚕桑の皆様からたくさんの知恵や心をいただいている私たち。やっと、皆様のお役に立てることができたかなと思っております。今後は、どのように地域貢献ができるか、さらに考えてまいります。

 また、鮎貝の伊藤様、荒砥の伊藤様、子どもたちが考えた芸名を形にしていただき、やっとそのお披露目もできました。本当にありがとうございました。


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