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▼新型コロナウィルス感染症の5類移行

山形も大分春らしくなってきました。今年は思ったより降雪が少なく、除雪費が大幅に浮きました。電気料金高騰による出費に対しては焼け石に水ですが、それでもありがたいことです。スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの交換もいつもの年より2週間早くしようかと思っています。
除雪業者の方にとって今年は収入が少なくてがっかりしていることでしょう。「利益相反」は社会の色々なところで見られ、世の常なのでしょう。とにかく医療法人社団聰明会にとっては、今年はやれやれとほっと一息といったところです。
新型コロナウィルス感染症の流行も再び小康状態になってきました。3月13日からはマスク装着も個人判断となりました。不織布マスクは約30%感染を防ぐと言われていますので、そのことにより多少感染が増えることはあるでしょう。しかし、5月の連休明けからは、新型コロナウィルス感染症は2類相当から5類へとほとんどの制限がなくなります。以前の院長私見にも書きましたが、遅すぎるくらいの時期の感染症分類の変更です。
新型コロナウィルスは2020年当初の死亡率が6%でした。しかし、その年の後半にはそれが4.7%となり、2021年前半に変異株のアルファ株の流行時には1.16%となり、その年の後半のデルタ株流行時には、0.66%となり、翌年2022年前半のオミクロン株の流行時は、0.19%になりました。2022年後半からは死亡率は0.03%まで低下しています。1万人感染して3人が死ぬというレベルでは、普通の風邪と同じと考えるべきでしょう。
しかし、亡くなる確率が高いのは、やはり抵抗力の弱いお年寄りです。今後も医療機関や、施設ではマスク装着が必須でしょう。また、ある程度の面会制限は、継続が必要となるでしょう。介護老人保健施設白鷹あゆみの園におきましても国の指針や、周囲の施設の状況を見ながら、面会再開を探っていくこととなりますことを、ご理解いただきたいと思います。

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