小さな薄紅色花が可愛らしい「ミゾソバ」の花が我が家の裏の川縁に咲いています 山地の小川沿いや沼沢地 湿地 水田 畦 湖岸などに自生する野草で夏から秋にかけて茎の先端で枝分かれした先に5mmほどで根元が白く先端が薄紅色のたくさんの花を咲かせます 葉は互生し、葉の形が牛の額にも見えることからウシノヒタイ(牛の額)と呼ばれることもあるそうです
大きさは違いますが花がクロッカスに似ており 秋に花が咲くので秋のクロッカスとも呼ばれる「イヌサフラン」が 淡いピンクの一重の花を咲かせています イヌサフランの球根や種子にはコルヒチンという物質が含まれており痛風薬として販売 処方されているそうです ですがコルヒチンは人体には猛毒物質であり有毒植物の代表格で怖い植物のようです「イヌサフラン」を園芸用に品種改良したものを「コルチカム」いうこともあるそうです。
刈り取りの終わった田んぼのそばの道路で以前紹介した「ワルナスビの黄色い実」を見つけました 鮮やかな黄色でトマトに似ておいしそうですが 有毒であり家畜が食べると場合によっては中毒死することもあるそうです 和名の「ワルナスビ」もこのようにたちの悪い生態からつけられたそうです 英語でも「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」「悪魔のトマト」など悪名であると書いてありました