草やぶや道路そばで背丈の高い草や木につるがぶら下がるよう生えている「ノブドウ」をよく見かけます 花は黄緑色で地味ですが今頃になると白やピンク 水色 青緑色 紫色などとてもカラフルな実をつけます 今はまだ白い実が多いのですがようやく色づいてきました このカラフルな色の実ですが実の中に小さなハエの幼虫が入り込むことが多く食べられないそうです 昔から有毒といわれていますが有毒かどうか不明だそうです
伸びた茎の先に小さな星をいくつもちりばめたような可愛い白い花を咲かせる「ニラ」の花があちこちに咲いており 夏から秋の季節の移ろいを感じさせてくれます ネギのような丸いつぼみから花を咲かせますが群生すると小さいながらも華やかに見えます 収穫前の田んぼの黄色い稲とのコントラストが映えます 茎を折ってみると「ニラ」の匂いし 思ったりよりもほのかに甘い香りがします
山際の集落の荒れ地にあまり大きくない白い花を見つけました あまりみたこともない花でしたので調べてみましたら「ゲンノショウコ」ではないかと思われます 漢字で書くと「現の証拠]と書きます なんとも不思議な名前です 花はピンクと白があるのだそうですが西日本ではピンク東日本では白が多いのだそうです 薬効があるのだそうで下痢や便秘 整腸などに効き 飲めばピタリと効くところから生薬名「現の証拠」と名付けられたそうです 不思議な野草なんですね
深い霧に覆われていましたがようやく晴れて今日も暑い日になりそうです 昨日の朝の写真です 東の山並みが白み太陽が昇り 高い空 薄くはけでなぞったような雲 山を包むような霧 どれもが秋を伝える風景です 日中は相変わらず暑いのですが朝晩はようやくしのぎやすくなってきました 秋は駆け足でやってきそうです
夏から秋にどこでもよく見かける「ハナトラノオ」は連日続く残暑の中でもなんとなくつかのまの涼しさを感じさせてくれる優しい淡いピンクの花です 花は四方に向かって規則正しく細長い四角錘でありふれた花のようですがよく見るとなかなかきれいです