「すぐ死ぬんだから」とドキッとするような本があります 数年前に読んだ本ですが改めて読み返してみました 最初に読んだ時とはまた違った受け止め方をしています 後期高齢の女性の生き方が赤裸々につづられている作品で高齢の私もさまざま考えさせられる一冊です まもなくお迎えの来る年齢となり間違いなく今の私へのメッセージと受け止めています 本の帯に「夫婦の悲哀に共感するところがたくさんありました」と記されており 改めて様々なことを考えさせられ一気に読み終わりました
セミの抜け殻をスズランのそばでたくさん見つけました そのまわりにはセミがはい出したであろう穴もあります セミは7日間の命といわれていますが本当でしょうか まとわりつくような汗とけたたましく鳴くセミの声ですが今年はあまりセミの鳴き声をきかないで終わりそうです セミを見ると「八日目の蝉」の映画のタイトルを思い出します 角田光代の小説が映画化されテレビドラマにもなりました 「八日目の蝉」というタイトルをどう受け止められましたか
チョコレートをまぶしたアイスのような「ガマ」が群生していました 雄花も雌花も花びらなどはなくきわめて単純な構造になっている植物のようです 「ガマ」という名前は葉を編んでむしろや敷物を作ったことから朝鮮語のカムに由来するという説があるそうです 秋になると白い穂綿を作りこのブログで何度も紹介したことがあります 水生植物で浅い水底の泥の中から茎が直立して背丈の高く大きなものは2メートルにもなります
見たところトウモロコシのような「ユーコミス」の花が咲いています ギリシャ語で「きれいな髪の毛(髪飾り)」を意味し 花の頭の部分の様子から由来しているものといわれています 花の姿から「パイナップルリリー」とも呼ばれています まさに木になったパイナップルを印象づけてくれます
散歩の途中で「ハツユキソウ」でしょうか真っ白な花を咲かせています 「ハツユキソウ」と聞くと冬の植物かと思うかもしれませんが 真夏の今葉のふちが白くなって 雪が降ったかのように見える草花です 花よりも葉の美しさを楽しむ草花です 真夏の暑さや直射日光にも負けない強い植物で毎日暑い日が続く中でも爽やかな白い色で庭を彩っています
お墓参りの朝を迎えましたご先祖様をはじめあらゆるみ霊を供養する仏教の行事といわれています 今朝の東の空に太陽が昇り晴れ間が広がり今日も暑くなりそうで川面には青空と白い雲が映っています この時期はお盆のしきたりが薄れ暑い夏を楽しむ貴重な時となっています 暑さの中で今日は何時頃お墓参にでかけますか
初任地の学校で初めて担任した学年の教え子が天に召され今日葬儀が行われます 悲しむかのように雨が降ってきました ちょうど私と10歳違いでガキ大将のような私にとって忘れれない生徒の一人です 昨日の散歩で爽やかな青色の「ツユクサ」を撮りました 大きくはない花で朝に咲いて昼にはしぼんでしまいます ツユクサの如くあっという間に駆け抜けて逝ってしまいました 英語名のDayflowerも「その日のうちにしぼむ花」という意味だそうです 草花にとって命をつなぐ雨ですが心悼む一日となりそうです
朝からジリジリとした陽ざしが痛いほど暑い一日のスタートとなりました 早朝には草花が朝露に濡れ稲穂が少し垂れ下がり田んぼも黄色みを帯びて実りの秋が間もなくです 朝方は気温も低く気持ちよくカメラを手に散歩にでかけました 朝露に濡れる稲の葉を何枚も撮ったうちの一枚です 暑い中ですが秋をすこ〜し感じさせてくれる風景になりました