隣の家から花瓶にたててくださいと大きくて丸い薄紫色の葉をいただきました よく見てみると小さな葉が集まって大きな花となって咲いています しらべてみると「アリウムギガンジウム」でしょうか アリウムには約700種の野生種があり、ニンニクやネギも同じ仲間だそうです 主に、花茎が長い大型種は切り花としてされています。葉のない長い花茎とその頂部に傘形または球状の花序がつく姿はほかの草花にはないユニークさがあり、また花もちもよいので、生け花やフラワーアレンジメントに利用され人気があるそうです
花の形も花の名前もあまり聞いたり見たりしたことのない「クララ」という名前の花が新田堤の土手に咲いていました 名前の由来は根をかむとクラクラするほど苦いことから呼ばれるようになったとか 日当たりのよい草原や山の道ばたや土手などに自生しているそうですがまさに新田堤の土手は自生にぴったりの環境でしょうか 全草有毒で根の部分が特に毒性が強いそうで怖い野草です
ナスの花に似た「ワルナスビ」が新田堤の土手にたくさん咲いていました 秋になる黄色の実は有毒で家畜が食べると中毒死したり畑に生えると作物の連作障害を起こすなど厄介な植物です 読んで字のごとく「ワルナスビ」の名前は牧野富太郎博士が呼んでいた名前で1980年代から有害雑草と認識されるようになったとのことです 田んぼの畔などえも良く見かける雑草ですが畑や庭に生えたりしたら厄介です
新田堤の至る所に「ノアザミ」が咲いていました 「暑い〜」と連日暑い日が続きます とある研修会の現地観察で市内中川地区の新田堤を訪れました 浮島には白竜湖の泥炭湿原植物群が残されている場所で南陽市の文化財に指定されています 浮島には入れませんが堰堤を散策し講師の先生から様々な植物を紹介してもらいました 特にカメラを向けたのが「ノアザミ」で思い出のある花で講師の説明をそっちのけで「ノアザミ」を撮りまくりました
キバナコスモスのような黄色の花をつけた「イトバハルシャギク」が咲きはじめました 葉っぱは細くスギナのような形をしています 暑さにも強く乾燥していても良く育つ多年草です 花が終ると刈り取ってしまいますが翌年しっかりと芽を出し今頃花を咲かせてくれます 風に揺れる葉っぱは涼やかで雨に濡れる姿も愛らしい梅雨時に庭を彩る「イトバハルシャギク」です