暖かくなりそろそろ「ツバキ」も終わりに近づいてきました ツバキの花は昔から日本人に愛され京都市龍安寺には室町時代のツバキが残っているそうです 茶道でも大変珍重され冬場の季節は茶席がツバキ一色となることから「茶花の女王」の異名を持つそうです 枯れかかった花のそばでもう一花咲かそうと懸命に咲いている花もあり思わずカメラを向けました
散歩の途中で変わった形の花を見つけました 釣り竿のような茎にハートの形の花が連なって咲き 釣りざおに多数の鯛がぶら下がっているように見えることから鯛釣り草(タイツリソウ)という名が付いたそうです 写真のように花の色はピンクや白があるのだそうです あまりにも可愛いのでつい盗み撮りをしてしまいました
庭の「ドウタン」が今を盛りと5ミリほどの小さな花を咲かせています よく見ると小さなつりがねのような花の形に似ています「ドウタン」といえば秋になるとひときわ美しく鮮やかな赤色に紅葉します 日当たりが悪いところでは橙色から黄色に色づきグラデーションになるので秋が楽しみです
すっかり葉桜になりサクラの花びらが舞い落ちいよいよ初夏を迎えようとしています 上杉公園のお堀には花びらが一面に広がりまさに見事な花筏 ピンクも一色でなくきれいな模様を描いておりサクラの名残を惜しむかのように水面に漂っています
手前には昨秋の葦 背景にまだ早春の芽吹かない木々の林にポツンと数本の芽吹いた木が日本画のような風景を見せてくれています よく見ると同じ緑ですが微妙に色が違い淡い緑が爽やかです 夏のような暑さでこれから周りもどんどんと色づいてきます