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●電気料金の値上げ対策 その2 新築時がチャンスです!
グリーンシードハウス 建築士の安藤です(^^♪2021年から2022年にかけての急激な電気代の高騰について・・・個人的にも心配が絶えません。私、建築士をしておりますが、築30年以上の少し大きめな低気密・低断熱住宅に暮らし、各部屋にエアコン一台設置(全5台)、湯水のように電気を消費する住宅に暮らしている為、燃料費調整単価の高騰の影響で家計が圧迫されております。過去の電気料金の上昇率が均すと年5%ほどというデータより、個人的には、住宅ローンを払う30年~35年の間に今の電気料金は2倍近くになってしまうのでは?と心配しております。 燃料費調整単価とは何?  ⇒ 燃料の価格の変動により毎月自動的に決まる単価燃料費調整単価が高騰するとどうなるか?  ⇒ 電気料金も高くなる今後も高騰は続くのか?  ⇒ 上限が撤廃され高騰が続く見込みこの先も高騰すると思われる電気料金、大きな視点で先を見据え、自衛的な考えで高騰に備えましょう。 それでは、高騰に備えどのような対策がとれるの具体的に考えてみたいと思います。まず費用をかけずに簡単に実践できることは節電・新電力など電力会社の検討です。ただこれだけでは将来の電気料の高騰の心配をなくす程の効果は期待出来ません。 ※次に検討すべきは家の性能の検討です。家を建てるタイミングが最も効果的に節電の対策が取れるチャンスです。1.なるべく小さく建てること(エアコン一台で冷暖房が賄えるくらい)2.断熱・気密・サッシの性能を最大限高性能とすること(家の性能を確認する為、完成時の気密測定を行う事が必須です)3.24時間換気システムは熱交換型とし、効率の良い冷暖房・換気系計画とすること以上3点はとても重要です。保温性の高い魔法瓶のような住宅を目指しましょう。 ※更に出来る事としては電気の自給率のアップです。太陽光パネル設置 (予算150万~)太陽光パネルを設置する事により、日中の電気を買う量が減らせます。夜間電力でお湯を作るエコキュートも、日中に太陽光パネルからの電力で沸かせるタイプもございます。それでも余った電力は売電する事になります。1.日中の電気をなるべく買わない 2.余った分を売ると考えれば電気料金の高騰の影響が少なくて済みますよね(^^♪設置費用の捻出が困難な場合は設置費負担のないリースの太陽光パネルもございますのであきらめないで設置する事をお勧め致します。 ※その上を目指し、ほぼ自給自足を検討しましょう。蓄電池の設置(費用 200万~電気使用量により、200W仕様時は400万前後)電気自動車とV2H(費用 中古車200〜300万・設置費100万前後)日中は太陽光パネルより、夜は蓄電池・電気自動車より電気を使用します。昼も夜も可能な限り電気を買わずに済ませます。夜間電力より売電価格が高い場合は、日中は安い夜間電力で充電した蓄電池・電気自動車より電気を使用し、太陽光パネルで発電分は売電した方がお得です。現状蓄電池は費用が高く、電気自動車の方が割安で容量も大きい為お勧めです。 最終的にどこまで実践するかは費用対効果によるかと思いますが1.家の性能を高める2.太陽光パネルを設置する上記2点は大きな視点で先を見据え、最も効果的な節電対策のチャンスを生かし後悔しない為にもぜひご検討して頂けたらと願います。 近いうちに、太陽光パネルの30年シュミレーションの結果も知らせ予定ですのでご興味のある方はぜひご覧くださいませ(^^♪♪     

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2022.10.21
(C)Green Seed House.

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