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●熊が作る広葉樹の森
熊が里まで下りてきて、柿やリンゴの実を食べていく。
わが家のすぐ近くにも熊に食べられた柿や、木に登った痕跡が見られるし、熊の糞もあっちこっちに落ちている。そのフンを見ると、種の様なものがたくさん含まれている。
「あ、これだな・・。」
糞を棒で突っつきながらよく見ると・・やっぱり種だ。
朝日連峰は日本最大級のブナとナラの森を有する広葉樹林帯だ。その広大な面積の隅々までブナやナラの種を運んだのは熊だと言われている。彼等は25〜100㎢をテリトリーに行動するという。その広さにブナの実やナラの実(ドングリ)を食べ、幾つかを糞(肥料)と共に種を落としていく。その数百年、数千年の営みが広大な広葉樹林帯を作って来た。熊は自然の一部なのだ。
それを考えると、危険だから・・と殺してしまう前に、考えなければならないことがありそうだ。
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2023.11.12
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(C)
ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
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