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●2006年8月
『きんぎょがにげた』
赤ちゃんにはお母さんやお父さんが絵本を通してくたさん語りかけてあげることが大切ですが、言葉にリズムがあって読んでいて楽しく、色がきれいでわかりやすい絵本がおすすめです。
『きんぎょがにげた』は、赤ちゃんに語りかけるのにぴったりな絵本です。
金魚鉢から、ピョンと逃げ出したきんぎょ。いろんな所にかくれます。絵のどこかにかくれんぼしているきんぎょを探しましょう。
添えられた文章は短いので、読むというよりも、お子さんと一緒にきんぎょを追いかけて楽しむ絵本です。
絵がはっきりしてわかりやすいので、きんぎょだけでなく、まわりのおもちゃやお菓子を指さしながら、いろんな言葉を楽しむことができます。
赤ちゃんは言葉はわからなくても、おなかの中で聞いていたお母さんの声は、はっきりわかるといいます。
赤ちゃんはお母さんの声が大好きです。たくさんの絵本を読んであげてくださいね。
(『きんぎょがにげた』/五味太郎作/福音館書店発行)
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2006.09.20
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(C)
森の子ども図書コーナー
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