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▼高野町の彫金作家A氏宅は和洋折衷の風情がいいですね

高野町の彫金作家A氏宅は和洋折衷の風情がいいですね/
街の表情も毎年更新していきます。昭和初期から高野町のこの通りも華々しい時代がありました。あやめ公園に続くこの道は、地元の人々が大勢下駄のカランコロンという音を響かせながら期待を膨らませ公園へと闊歩したのでした。その一角にその華々しい時代の面影を残し毅然と立ち尽くしているのがこの建物です。今年春、老朽化していた旧郡役所が整備されましたが、その建築様式と似かよったデザインに以前から注目していました。こちらの家主は彫金作家として活躍されていてそばを通るとカンカンカンカンと銅板を叩く音が聞こえる時があります。遠くなった繁栄を惜しむかのような寂しい音にも聞こえます。
2004/09/15 21:41 (C) 獅子宿
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