▼「独立自尊」の低下2009/03/13 08:36 (C) 株式会社吉田製作所
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電話の受け取り方とか、挨拶の仕方、人との接し方あるいは
社会に参入するための心構えとかが、いつも主流項目だと
聞いています。
ここ数年の新規入社した社員を見ていると、在学中にもう少し
メンタルな面を、教えてもらいたいような気がしてならない。
慶応義塾大学の創立者、福沢諭吉の言葉に「独立自尊」と言う
「教育の原点」ともいえる言葉がありますが、この事は企業に
おいても、人材教育の中で最重要な事柄であります。
その意識を社員がどれほど認識しているかによって、
企業の活性化が,有る・無し・の評価となるからです。
独立とは説明するまでもなく、自立することであり、自尊とは
自分で自分の優れている面を自覚し、自信をもって自己を
尊重しながら歩むことであると、解釈できます。
しかしながら、自分はどうせ駄目人間だからと、自分から行動を
起こそうとはせず、指示なしでは動こうとしない、いや動けない
社員が増えていると聞きます。
特に、技術等や開発型、サービス型等を主力におく製造業に
とって「独立自尊」を欠いた社員が多いとすれば致命症に
成りかねない。
ましてこれからの日本製造業の、世界での役割が開発型、サービス
型、「物づくり企業」となっ行くと、言えば
なおさらなことである。
パズルの世界に、例えるのは少し乱暴かも知れませんが
社会全体をパズルに、ピースを人に例えた場合
パズルは、一つとして必要でないピースは無いし、たつた一つの
ピースがかけても、成り立たない。
この社会に不必要な人など存在しないし、それぞれが、それぞれ
の役割を持って、存在してる意味を、原点に戻って確認すべき
時代が来たような気がします。