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▼あけぼの小路慕情

あけぼの小路慕情/
昨日通りかかったので、ちょっと写真だけとってみました。

昭和35年頃の地図には、興正市場となっているところでしょうか。
平成21年の今も見事に昭和で、映画やコントの舞台の雰囲気が横行しております。
若き日の故川谷拓三とか、朝丸といっていたころの桂ざこばがやくざにからまれて、看板とともにボコボコにされるシーンが目に浮かびます。

この近くに以前柳屋という酒屋さんがございました。最近まであったと思うのですが。
子供のころ図書館に通っていた頃のことかと思われます。図書館は現在の南堀端、上杉記念館(伯爵邸)の隣にありました。
暑い夏だったと思われます。帰りにのどが渇いたからファンタでもと思ったのでしょうか。この酒屋に寄りました。ファンタが50円ぐらいだったのでしょうか。だけど残念ながら10円足りませんでした。その時同じファンタの瓶に透明な液体が入っているものを見つけました。聞くとこれは炭酸水だとのことでした。価格は40円なので購入可能です。あくまでも焼酎とか、メロンソーダなどの希釈用として販売していたのでしょう。
これを下さい、といったらこれは甘くもなんともないのでおいしくないからやめておきなさい、とのことでした。シュワシュワするのに甘くない。子供心にどういうものか非常に興味がわき飲んでみたい衝動にかられました。
それでもいいのでください、というとおじさんは悪いことは言わないからやめた方がいいということを強くおっしゃり、ファンタグレープを10円負けてくれました。

その後ツアーでイタリアに行く機会があり、食事のとき好んでガス入りの水を飲む日本人親子がいました。
なんだ、飲んでもいいんじゃん、と思いました。
2009/04/05 21:56 (C) 珈琲豆屋です!
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