▼うつ病が増えてるってホント?2009/04/25 21:58 (C) ぶっくぶくの部屋
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しょうか?というのも、前になんかの本で、うつ病とは心の病
というより脳の病である、と書いてあったような記憶があり
まして…。
File No.40
『それは「うつ病」ではありません!』林 公一(宝島社新書 686円)
オススメ度★★☆☆☆
「うつ病」って、やっぱり脳の病気なんですね。
専門的に言うと、「シナプスの神経伝達物質の変調」ということ。
こういう脳の病気が、ここ数年で劇的に増加しているなんてホント
なんでしょうか?インフルエンザなどの感染症じゃあるまいし。
でも、厚生労働省の統計は、もうスゴい右肩上がりで増えてるんです。
なぜ?
の回答のひとつが本書のテーマです。
本書では、20の症例をあげて、ひとつひとつ、うつ病にあたるか、
そうでないかを判断し、丁寧な解説をしてますので、とても具体的で
わかりやすいです。
結論を言ってしまいます。
「うつ病」が増えている(精神科・神経科受診者が増えている)のは、
「擬態性うつ病」が増えているからだそうです。
「擬態性うつ病」とは、ひらたく言えば「うつ病もどき」。
著者は「気分障害」と位置づけてます。
つまり、「うつ病」が勝手に解釈されて広がってしまい、うつ病で
ない人がうつ病と思い込んだり(かなり多いらしい)、本当のうつ病
が見逃されて悲劇的な結末になったりして、「うつ病」をとりまく
現況は、医療の世界も含めて、混沌としているということなのです。
「自分はうつ気味なんじゃないか」と思っている方は、ぜひ、この
本を読んでみて下さい。多分、多くがうつ病ではない、ということが
理解できるハズです。
だいいち、本を読む意欲があること自体、うつ病とはほど遠いよう
です。
とくに、ケース20は傑作ですよ。
「気に入らないと、むくれて、放り出す」人の症例です。
みんな、それぞれ誰かの顔を思い浮かべてニヤっとしてしまいます。
そういうワタシもちょっとアブナイのかも…。
でも、
休日や休前日は気分がウキウキしているのに、休み明けになるとブルー
になり、「ちょっとウツなんじゃないか」と思っているアナタ(ワタシも)、
それは、「うつ病」ではありません!(ホッ)