ヤマガタンver9 > タヌキに起こされた

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▼タヌキに起こされた

いまは朝の4時半。まだ薄暗い。
今日もタヌキに起こされた。
ヤッコサンは朝の4時にやってきて
鶏舎の周りをはいかいする。

すると1,000羽のニワトリが驚き、一斉に騒ぎ出すんだ。
寝てなんからんないよなぁ!
すごい騒ぎになるんだからよぉ。
今日で4日続けてだぁ・・・。
近所に申し訳ないし、眠たいし・・。
こんど捕まえたら、絶対にタヌキ汁にして食ってやる。
まずい、うまいは関係ない。
自然界の生き物通しだ。
奴も必死かもしれないけれどこっちだって必死なんだから。

もしかしたらお前がねぐらに帰れば
「とぉちゃん、腹へったよぉ!なんか獲ってきてぇ。」
と騒ぐ子ども達がいて、更にその上に「あんた、行くしかないよ。あぶないって?バカいうんじゃないよ。
私たちの危険は産まれた時からだよ。ぐずぐず言わんと
ニワトリ捕まえておいで!」
と尻を叩く女房がいるのかもしれない。

うん、お前のつらさも分からないではない。
けど、だからといって、じゃ一羽やるかって言うわけにはいかないぞ。
来れば俺だって棒もって駆けつけなければならない。

来るなよ。
よその家の猫かねずみでも襲っていろ。
どうしても来たいなら
せめて一週間に2度以内にしてくれ。
毎日ではオレも大変だぁ。

あぁあ、今日も寝不足だ。

堆肥散布と耕運はおわった。
今日は水田に水を入れる。
代掻きの準備だ。
いよいよ田植えも近い。

それにしてもタヌキめ!


▼写真を撮って。

写真を撮って。/
見たいもんですね、その狸君を。

いたちはいますか?
私のウサギは、1年半ほど前に鼬に耳を噛まれ片耳になってしまいました。
鼬はドイツの街中にもいて、車の下部のパイプなどを食いちぎることがよくあります。エンジンが掛からないので調べると、鼬にやられている!と言うのは結構多いので、鼬対策の道具や機械もあります。
ウサギを金属の細いケージに入れて、夫の家の玄関の脇に置いていたときのことです。多分長い耳をダランと出して眠っていたのではないかと思うのですが、3匹のうちの一匹がやられたのです。
思うに、檻に入れられているウサギたちが鼬を見たときの恐怖。耳に食いつかれたときの恐怖は想像を絶します。写真の白と茶色のウサギの耳が全然ないのがわかりますか?最初2cmほどまだ残っていたのですが、だんだん腐って、(このまま進むと死ぬかもしれないとも言われたんですが)その2cmがカチカチに干からびてぽろっと取れ、そこで治癒したようなのです。反対側は20cmはある長い耳です)
今は私のマンションの四階屋上テラスでのんびりと暮らしているので安心ですが(猛禽類でも空から襲ってこない限り)死ぬまでできる限り幸せにしてやりたいと思い、毎日せっせと畑の雑草を刈り取って食べさせている飼い主の私です。
狸対峙の道具があるかしら。探してみましょう。
2009/05/13 16:52:くみ

▼私も、百姓になってますよ!

私も、百姓になってますよ!/
 菅野さん、タヌキ君、おはよう!「山の強かな女房の待ってるうちに帰れ!」に、通っていますか?
くみさんの言われるように、何か対策があると良いですね。私には思い浮かばないし、考え付かないですけどね。体験不足・知識不足ですね。

 種子原人さん、私、もうずっと頭の中を『結い』が巡っています。私は、すっごく楽しいんですけどね。誰が知っているかなって思ってね。
 私の周りの人、みんな確かめられていますよ。⇒ふふふふ・ふ! ですね。
 
 それで.じゃないんですけどね、今朝(菅野さんもタヌキと格闘してるって思うと)時間がモッタイナクて、朝食の準備だけして田んぼに行ってきました。『はだ植え』してきました。とっても清々しくて、気持ちの良い田んぼでした。 
『はだ植え』って、20イヤ30イヤイヤ40年振りでしょうか。(素足で田んぼに入ったのは、もう嫁に来る前でしたから・・・)

 7時→家に帰って、義父母と息子と一緒に朝食。

私「母さん、朝1時間半位、はだ植えしてきたよ」・・・目をパチパチして息子、
息子「どこの、田んぼに行って来たん? で、どう やったな? ぼくも、明日仕事休みやきん、すま植えに行こうと思うとったんや!」ですって。

種子原人さん『はだ(肌)植え』って書くんですか?『すま植え』って同じ事なんですか?

『結い』かどうか分らないけど、私のうちも10年位前までは、3軒で一緒に田植えしていました。はだ植えも、みんなが一緒に田んぼに入って、田植えした田んぼを順番に、並んで植えて歩いていました。その様子を見ている人には「こんだけ手があったら、全部植えられるやないな」って、言われていましたけどね。

消毒なんかは、5軒で一緒にしていました。なので、私は手伝いに行かなくても、出来ていたんですよ。

ただ、田植えの後の、『さんばい』は、我が家で、家族全員集まってお客していました。子どもも、手伝いしなかった人もみんなでね。・・・20人近く集まっていました。

言い訳じゃないけど、そういう状態だったので、夫が亡くなった時、私は我が家の田んぼが、どことどこかって知らなかったんです。まだ他にも、近所の田んぼも作っていましたしね。

 実家の母に尋ねると、昔はね、隣組みんなで田植えしていたそうですよ。その他の農作業も全てなんですって。家を建てたりの作業(山から木を切ってきて、木の皮を削って・・・等々)も一緒にしていたそうですよ。  それが、『結い』なんですかね。
『結い』っていい言葉ですね。私の知ってる(結ちゃん)見直しました。名前を付けた親御さんをね。

 私の友達は「手間の等価交換のことかな?」って、へぇ〜『結い』って言葉を知っていたんだって、見直しましたけどね。

 イデザライを無事に一人前に果たしてきた?

父「わしだけやが、川の中に入って草(葦)刈ったり、ゴミ出したりして仕事しよるのはの〜、ようけ(20〜30人)来とったけど、みんなはジョウレングワ持って土手に立っとるだけやが・・」

私「ありがとうな。うちは助かったで! それじゃあ、また来年もお願いねって、みんなに言われたやろ」

父「おうっ!」

 自分で歩くのも、ヨタヨタなのに理屈は言うでした。トントン。
2009/05/14 11:12:山さくら:URL

▼犬の放し飼いがいいそうです

山に住んでた動物が山にえさがなくなって下りてくる問題がいろいろ起きてますね。
先日、内山節さんが講演会だったか、その後の懇親会だったかで、犬の放し飼いが効果的だと言ってました。「犬の放し飼い特区」というのもできてるそうです。
放し飼いが難しければ、犬に散歩させてそこらにマーキングさせるだけでも効果があるとか。

そのときの話で面白かったのが、彼が住んでいる上野村で熊が出た話。熊が庭先を通って、隣の家の日本ミツバチの巣を持っていったそうなのですが、誰も騒がなかったというのです(持っていかれた人だけは怒っていたそうですが)。騒ぐとやれ駆除だ銃殺だとそっちが大変なので、というようなことを言ってました。

P.S.
どうも豚インフルは工業的畜産との関係がありそうですね。
菅野さんのブログを以下で少し紹介させてもらいました。
http://tu-ta.at.webry.info/200905/article_10.html
2009/05/14 12:03:tu-ta:URL

▼集落の共同作業

またまた、山さくらさんとお話しさせてください。

「はだ植え」や「すま植え」という言葉を両親や祖母からは聞いたことはありません。また、親戚が言っていたという記憶もありません。よって、知りません。そちらの地域の方言なのでしょうか。

イデザライ(川ざらい)や「結い」も各地域の方言で呼ばれながら、存在するのですね〜。また、陸稲(野米)を作っているところも広い日本あちこちにあるかもしれませんね。それから、結いを「手間換え」というところもあるようですよ。

共同作業も色々ですよ。私の生まれ故郷「種子島の住吉能野里(すみよしよきのさと)」では、「烏賊の柴切り」作業があります。浦と里が一緒になって、柴枝(烏賊がこれに卵を産み付ける)を海に投げ込むこともあるようです。つまり、漁村(浦)の人手不足を隣接の純農村(里)で補うということでしょうか。麗しき大同団結といった共同作業です。

農漁村のかような慣行や共同作業に関心を持つ私は、所詮、古〜い人間なんでしょうかね〜!
 
2009/05/14 19:11:種子原人

▼種子原人様へ!

種子原人様へ!/
 『すま植え』も、『はだ植え』も、鹿児島では違う言葉で言われているんでしょうかね。それとも、そんな面倒な手間のかかる事は昔から、鹿児島ではしていないんでしょうかね?

 菅野さんちの、山形の方でもしていないんですか?

 私も、今までは、そんなことしてもしなくても、収獲にはあまり関係しないって思っていました。 だって、株と株の間が空いていたら風通しも良いし、太陽も良く当たるしね。 くっ付いていない方が苗だって伸び伸びと育つやん!・・・って、思っていました。
 息子にも、「あんまり端っこの方は、植えたらイカンで、機械で刈るとき刈れんきんな!」って、言われますからね。

 でも、近所のお年寄りは、している・・・。
で、今年はちょっとだけしてみました。 
 正解でしたよ〜。⇒ だって、苗が嬉しそうなんですよ!

「隣がず〜と空いていて、寂しかったけど、並べて植えてくれてありがとう! 近くにきちんと等間隔で友達の苗ができたので、お話しながら手を取り合って一緒に大きくなるからね!」って、苗が言っていましたよ。
「私、植えられた時小さかったから水に沈んでしまって、もうすぐ腐ってしまう所だったのよ。根元に土を入れて高くしてくれてありがとう! 水面に顔が出せたから、今から元気になるよ!」等々、苗が一杯話し掛けてくれるから、楽しいですよ。鶯も綺麗な声で応援してくれるしね。早朝が良いですよ。すずめも賑やかですしね!みんなが、ニッコリです。

 夫が亡くなる前頃ね、「今は、農業(特に小規模農家)に、厳しい社会になっている、だからこそ、数軒で協力して米作りをしていく方向を探っていかなイカンのや」って、言っていた事がありましたね。
 私は、「今時、共同とか協働とか協力っていうのは、みんなが忙しいから無理なのよ。それぞれが自分の仕事の合い間にちょこっと農業をするんやからね」って、思っていましたけどね。

 でも、『結い』は、全国標準語なんですね。だって上越の方の友達も『結い』を知っていましたよ。  
 私だけ、知らなんだんですよね。・・ありがとうございました。
 また、お願いしますね。
 昨日も、一昨日も、そして今日もルンルンですよ・・・♪

 今日は、11時から友達と食事会です。
 明日も、夜6時から食事会です。・・・また、豚になるかもです。食いしん坊だからね。

追伸 この砂糖は、黒糖本物ですか? 最近鹿児島の伯母から送られてきた物です。竹の皮に包まれた御餅みたいなの、なんて言うんでしょうかね?
2009/05/15 09:35:山さくら:URL

▼山さくらさん、伝統的食文化!

山さくらさんへ。

写真に写っている竹の皮に包まれたものは、写真を拡大してみますと、「あくまき」と思われます。あくまきは、薩摩に伝わる食文化で、戦国時代では兵糧食であったといわれています。粽などと同じくもち米を蒸して作ったものです。これを糸(包丁ではなく)で切って、黒糖やきな粉をまぶして食べると郷土(地域)を思わせる美味がします。


粉末黒糖は奄美大島の大和村のものでしょうか。奄美大島や沖縄の黒糖は糖度が高く、種子島や鹿児島県本土のものに比べてかなり良質です。

私は固形の黒糖を食べることは多いのですが、粉末にしたものを食べたことはありません。粉末黒糖は県外向けなのでしょうか。

なお、きな粉は全国版ではないでしょうか。

すみません。急にあくまきを食べたくなりました。今日は、あくまきを買って家に帰り食べようかな。
2009/05/15 14:52:種子原人

▼私も犬が良いと思いま〜す! タヌキ撃退。

私も犬が良いと思いま〜す! タヌキ撃退。/
 種子原人さん、ありがとうございました。写真は小さかったでしょう。はっきり分らないようにしていました。それなのに良く見てくださってありがとうございました。
 今度、実家に行って「あれね、『あくまき』って、言うのよ」って説明してきます。へッ・へッ〜ン!ですよ。
 砂糖・きな粉共に私の記憶する限るずっとあれですよ。伯母は、『あくまき』には、このセットでないとイカンのでしょうね。砂糖は、穏やかな甘さで、太いサトウキビの味と香りがあって私は大好きです。

 菅野さん、私自分の事しか考えていなくてごめんなさい。

 でも、タヌキも私の頭の中にいつもありますからね。 私もtu-taさんの言われるように犬がいいと思います。 私の友達の家では、美味しいおいしいぶどうを作っています。収獲の頃になると山から猿がやってきて荒らすんですって、それで夜だけ犬を連れて行って、ぶどう畑(ハウス)に繋いでおくって言っていました。
{猿も、夜、人が寝て居ない畑に、やって来るんですね}って思いました。 収獲間際になって、荒らされると本当に辛いですよね。
いくら、動物愛護だって言ってもね。悔しくて、悲しいだろうと思いますよ。

 田植えの準備捗っていますか? 讃岐の田んぼも、少しずつ、田植えに向かって進み始めています。
 玉ねぎやブロッコリー収獲・麦刈り、ほんで肥やしを入れて耕して、あと判らない?(すま掘り・畦波入れる)・・水入れて・・平らに均して・・水を少なくして・・さあ植えましょう。・・かな?
 その間に、家で籾播きするんよな・・。 
 我が家は、大分手を抜いていますけどね。

 最近 麦・小麦作りをする人が少なくなっています。でも、この粉で讃岐うどんを作るのかなって思います。カナダ産の粉が、腰の強い讃岐うどん作りには良いって言っていましたが、最近、讃岐産でいいのが改良されていますので、それかもわからんです。
 私は、よく見ても麦と小麦の違いしか判りませんです。

 我が家の近くの麦畑です。本当に麦秋でしょう!この頃にてんとう虫がいっぱい出て来て、これを刈り取った後に、ホタルが、舞うんですよ。今年も飛び交うかな?
2009/05/15 16:23:山さくら:URL
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