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▼6月28日(日)     予想

麻生降ろしがどんどん過激になってます。



まったくのドタバタ劇に国民はあきれ返っています。



麻生首相も私が判断しますと解散権を手放さないようで、

まだまだ麻生降ろしも盛んになるようです。



麻生氏が首相のまま選挙に突入すると自民党は完敗するという危機感からか、

なんでもありの様相です。




8月の都議選でたぶん自民党は大敗するでしょう。

首都圏はもともと浮動票が多いし、民主党=改革という感じでしょう。



そうなるとその後の、総選挙で政権交代を訴える民主党が勝つように思われますが、

私はひよっとしたら自民党にまだまだチャンスが訪れるかもしれないと予想します。




というのは都議選で民主党が圧倒的に勝利すると、

総選挙での民主党の圧勝がリアルにイメージ出来るのです。




そうなるとホントで民主党に政権をまかせて良いのかという振り子が逆に振れるということもあるかもしれないと思うのです。



とにかく政権を取りさえすればと小沢一郎などは、福島みずほ氏の社民党と手を組みました。



派遣法改正案を国会に民主・社民・国民新党で出すそうです。


この法案は、

製造業への派遣禁止。

それ以外の派遣は派遣会社の正社員に限定するという。



派遣会社に登録した人を全員派遣会社の正社員にしろということですが、

派遣先が無いときも派遣会社は給料を払わねばならず、

経営が成り立たなくなります。




そうなると少なくとも84万人、登録してる人も含めれば最大151万人が失業します。



そうでなくとも、規制は強化されてて、請負労働者に少しでも指示をすれば偽装請負と騒がれます。

指示可能な派遣に切り替えれば3年間で雇用の申し込み義務があるのです。




社民党などの目指すのは1700万人の非正社員を、

すべて雇用保障のある正社員にすることを目指しているようです。



確かにそうなれば理想でしょうが。

それは共産主義の発想です。




終身雇用が約束できたのは、今までの高い日本の経済成長という結果があったからで、

国際化した経済環境の中で景気の変動などあっというまに起こる時代です。



そんな中で、固定的な雇用環境を決め付けてしまえば、

企業も生きていけません。




結果的に製造業は海外に出て行ってしまいます。

そこに雇用を失ったたくさんの人が残ることになります。




スズキ自動車や日産自動車がインドやタイで製造したスイフトやマーチを日本に逆輸入しますが、

そういうことが広範囲に波及すれば、

それこそ派遣労働者そのものが不要になってくるのです。




規制をどんどん厳しくして、

結果として労働市場が消えてしまったら、

誰が責任を取るのでしょうか?




そう考えれば、

民主党や社民党に政権を任せて良いのかと逆に振り子がふれるように思うのですが、

そうなるかどうかは定かではありません。




いずれにしてももう数ヶ月で日本がどうなるのか分かります。

振り子が逆のほうに振れるのを希望します(^^)v
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