ヤマガタンver9 > 地元の猟師に聞いてみた

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▼地元の猟師に聞いてみた


地元の猟師に聞いてみたら、確かにキツネは増えているということだった。

「俺たちもキツネを追わなくなって久しい。何故って、キツネの皮が売れなくなったからよ。昔は一匹で2〜3万円にはなった。」

彼の言う皮とは襟巻きなどに使う毛皮のことだ。確かに最近では、キツネの襟巻きをしている婦人を見かけなくなった。例の頭から尻尾までついているヤツ。かつてキツネに限らず小動物の毛皮を頸に巻いている婦人がいた。見なくなったのはいつごろからだろうか。
もし、いまキツネの襟巻きをして街を歩いている人がいたら
「キツネがかわいそう。」「気持悪い。」「生理的に受け入れられない。」など、
環境派、自然派のみならず、普通の人達からも批難の声が上がるかもしれない。動物愛護団体などからもクレームが来るかも。

 そういえば動物のはく製などもあまり見なくなった。金もちの玄関などにはきまって鳥や獣のはく製があったものだ。なくなったよなぁ。
 人々のモノサシが変わったんだべね。環境破壊の進行と自然志向が人々の美的感覚を変えたのだべか。

 その結果としてキツネが増え、我が家のニワトリが襲われるようになったということか。

 ここだけの話だけどとことわり「食パンに殺虫剤を沁みこませておいておけばキツネを殺すことができるよ。」と教えてくれた人がいた。う〜ん・・・。 たしかに奴らは数十羽のニワトリ達を一晩で殺戮する獣だ。でもそれはできないよなぁ。こう見えて俺も環境派だし自然派だからね。あまっちょろいかもしれないけど・・・。

困ったよ。

やっぱり当面は頑丈に鶏舎を守り、奴らの侵入を防ぐしかないということだべね。

▼くみ

ここでも、自然淘汰で減っていかない分を猟師に委託して人為的に淘汰をやっていると聞いたことがありますよ。
鹿とか、イノシシ、キツネも入るのではないかな。
鹿やイノシシは食用になるけどキツネはならないから、どうするんでしょう。
それにしても、大変なことですよね。自然との共生ってとってもきれいな言葉だけど実際は、醜いことがたくさんあってしかるべきなんですね。
2010/01/20 21:18:襟巻にしなくても

▼襟巻き

キツネは、田んぼの野ねずみを食べてくれるお百姓さんの味方ではなかったっけ?野ねずみはいなくなったのかしらん。ところで、キツネの襟巻き、母のがあります。着物には似合いますよ。子どもの頃は、ぬいぐるみのようにして遊びました。今は、タンスの中で眠っています。捨てられません。
2010/01/21 23:53:ゆり

▼キツネ

 ドイツかその周辺国の民話にキツネがよく出てくるような記憶がありますが違いましたっけ?やっぱりドイツでもキツネの襟巻きはしていっぺか?それとも最近ではみなくなったのだべか?

 田んぼのねずみは食べないと思うけどな。どうなんだべな?キツネの襟巻きがあったとすれば、ゆりさんちはお金持ちだったのかな?ホントにいまは見ませんね。見ないのはおれが田舎にいるせいなんだべか?都会では今もキツネの襟巻きはよく見ることができるんだべか?
2010/01/22 13:35:菅野芳秀

▼答え

都会では今もキツネの襟巻きはよく見ることができるんだべか?

見ねぇ。
2010/01/22 15:57:ゆり

▼見ねえ。ゆりさん!すごい!笑いました。

感動的な投稿で、ほんと笑っちゃいました。
ありがとう!!
キツネ、よく見るんですよ、道路で。車を運転していると道路を横切ろうとしているのや、道路わきにいるのを見ます。


やっぱりドイツでもキツネの襟巻きはしていっぺか?それとも最近ではみなくなったのだべか?

ドイツでも見ねな。


(父の実家の福島県伊達郡桑折町の人はこんな風に言う様な気がしますので。書きました。)
2010/01/22 18:12:くみ

▼襟巻き

んだべね。
2010/01/23 10:44:菅野芳秀

▼ナマ菅野さんを見たい人のために

http://www.peoples-plan.org/jp/modules/open/index.php?content_id=2
に紹介があり、ぼくも
http://tu-ta.at.webry.info/201001/article_11.html
で紹介していますが、菅野さんが連続講座の第2回目の回でお話をしてくれる予定です。

どんなオルタナティブな社会を、どのように作っていくのかというのが、この連続講座の(表にはあまり書いていない)テーマです。それを「百姓」という観点から菅野さんに話してもらいたいとぼくは個人的に思っています。(別の言い方で依頼がいってるかもしれませんが(笑))

というわけで、あまりないナマ菅野さんを見るいい機会ですので、みなさん、おいでください。

ちょっとだけ転載
====
■第2回:2010年2月20日(土)
作る・買う・食べる――国境を超える生産と消費

<発言者>
菅野芳秀(アジア農民交流センター共同代表、山形県在住)
吉澤真満子(NPO法人APLA)
  
 おいしくて安全なものを必要なときに必要な分、食べたい。これは人間の基本的な欲求であり、権利だ。けれども現在の社会は、生産者も消費者もこの願いを捨てざるをえない状況にある。利益を求めるばかりの資本の論理に取り込まれない<農>や<食>のあり方を、「作る」「買う」「食べる」が交差する視座から考えよう。


2010/01/26 12:35:tu-ta:URL

▼tu-taさんへ

tu-taさんへ/
 もう少し早く、もう4〜5日早く、ナマ管野さんの講演会、教えていただきたかったで〜す。ションボリ! 
もうホテルも予約済み、友達との日程も決定済み。

 1〜2日違いで私は無理です。
 3〜4日間も家を空けられないんです。
 93歳と87歳が私の肩に乗っかっていますからね・・!
 
 今、長野に行っている友達(チェリーセージさん)に知らせました。長野からだと4時間位でしょう。 
 我が家からだと接続がよくて6時間はかかりますからね。

お願い!
「私の代わりに見て・聞いて・触れて・感じ取ってきてくださいませんか」ってね!

 でもまあ、私たちは、『空飛ぶニワトリにあいたい』 no1とno2
だから、「ナマ菅野さんに、お会いしたい訳じゃないのよね!」って言われるでしょうかね。

 まあ、どっちにしても残念です。後の希望は、チェリーセージさんが、その辺の友達を誘って行ってくれると最高なんですけどね。

 菅野さんの演題を見て、キラキラ☆さんのことが浮かんできました。 キラキラ☆さん、お元気に過ごされていらっしゃいますか? それとも、冬ごもりですか?
 食の安全・食(特にお米)に関して拘っておられましたよね。 ナマ菅野さんと、お話できるチャンスでは・・・?

【写真】
 春を待つ馬酔木の蕾です。
2010/01/27 10:01:山さくら:URL

▼山さくらさん、それは残念!

たった1〜2日違いだったんですか。

というわけですが、他のみなさん、まだ申し込みはそんなにありません。いまなら席はありますから、よろしく。菅野さんお話、ぼくもすごく楽しみにしてます。

2010/01/28 19:17:tu-ta

▼We feed the world.

このフィルムはオーストリアのテレビ局の制作によるものです。
友人から教えてもらって、昨日観たのですが、もう、スーパーで野菜を買う気が完全に失せてしまいました。
どんなに今の食物がお金本位に作られているか、そして消費者の無知がそれを助長し、企業がそれを利用し、それによって貧しい人々をますます貧しくしているか、
淡々としかし、目に余る現実を描き出しています。
字幕は英語。その他は、フランス語ドイツ語(オーストリアドイツ語)スペイン語ポルトガル語英語ですが、映像だけでも、十分わかる内容だと思います。
菅野さん、養鶏(鶏肉用の)も紹介されています。交配から、卵の孵化、生育、精肉の過程まで、命に対する畏敬も何もありません。「こんなことして、今に人類は天罰を受けるぞ!」と、叫びだしたいような状況ですね。
1時間半の長いフィルムですが、一見の価値があると思い、ご紹介します。

こちらはトレイラー8分少し、一部ドイツ語字幕、ほか英語字幕です。
http://www.youtube.com/watch?v=ssP_Bjh6kK0


1時間半の全編です。
http://video.google.com/videoplay?docid=-7738550412129841717#
下のULRをクリックしてください、すぐ始まります。養鶏のことは1時間8分のところから始まります。
2010/01/28 19:27:くみ:URL

▼見てみますね。

はい、見てみます。今は時間がありませんが、必ず見たいと思います。言葉が分かればいっそうリアルなのでしょうね。
2010/02/01 21:34:菅野芳秀

▼くみさんへ、URLクリックしてみました。

 こうしないと、人間は生きていかれないのかな〜?

 ゴメン! 書けない!

 でも、現実なんですよね! それがまた憎いです! 悔しいです!
2010/02/03 13:09:山さくら
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