▼グッときた一言2010/05/09 14:00 (C) FPのひとりごと
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知ってる方もいようが(←知ってる! そりゃーマニアでっせ)
(ほんとはここで そのメモんところにトブようにすりゃー
いいんだろうけど 技術的に私には無理です SORRY!)
先週の金曜日に会って話をしてきた
Y君は私と同じ脊損(脊髄損傷)の身体障害者だ
障害者としての等級は二人とも“最高位”の1級だ
とはいえ 障害の実情はまったくちがっている
私と高校の同級生だった彼は
教員を目指していた大学2年生 20歳のとき
ぶら下がっていた校庭のサッカーゴールが倒れて下敷きになり
頚部を強打し脊髄を損傷(骨折)し 障害者となった
首から上が8割方動く以外は ほぼ全身不随だ
介助者なしで自用をたすことは ほとんどできない
事故以来 病院・療養施設に入院・入所してもう34年になる
強烈な自殺願望や厭世観と暗闘しながら 自らの鎮魂もして
いまは 悟りを開いた仏陀の如き存在に見える 私には
でも苦悩と葛藤の34年間は他人には絶対理解できない
彼は口で筆をくわえて絵を描くが 丁寧で繊細な筆致だ
彼に頼み込んでもらった紅花を描いた絵は床の間に飾ってあり
めげそうになるたびに 観ては勇気と元気をもらっている
帰り際に
『俺もお前ぐらいの障害だったらなあ・・』 とポツンと言われた
返すべき言葉が見つからなかった
がんばりたくてもがんばれない身体のY君にかける言葉はなかった
なんとか軽口をたたいて帰ってきたが・・・
彼を見ていると 神様なんていねーじゃん と吐き捨てたくなる