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▼Oさんからの書評

Oさんからの書評/
もうしばらく拙本「玉子と土といのちと」へいただいた感想を載せたいと思います。二番手にご登場いただきますのは、わが菅野農園の玉子とお米を取り続けていただいている神奈川県は藤沢市在住のOさんです。
 本文前にすこし文章がありますがそれは略させていただきました。
「メインデッシュ」はあるよというご感想、読んでいて思わず「ニコッ」としましたね。ありがとうございました。以下


まず、購入時を含めて、初めからの印象から入りますと、書店にも
依りましょうが、購入書店では「農業専門書」の書棚に有り、これはまた
「とりつき難い本かな」と言うのが第一印象でした。

 ところが、読み始めましたら、如何して中々分かり易い内容で、(要所の写真等を含めて)文章もウイットに富んで面白く、「オンドリの朝の鳴き声が」翌朝微妙に変わったところには、私も一家の主として(まあ、給料袋運び屋程度の亭主ですが)やはり、1回や2回同じような場面を経験しており思わず苦笑をしました。

 かと言ってその様な事ばかりではなく、内容の多くは町に住んだ事しかない私どもには“成程、その様なものか”と感心したり、勉強になるものでした。
 題名にある「土」がいかに大切なものかが一貫して流れたおり、第1章から
第3章までは前記の思いで読みました。

第4章、第5章は日々の皆様の御苦労の程が、私なりに分かったつもりです。

第6章では地域との繋がりが如何に必要かが読み取れました。
菅野様の御案内に有りましたが、「メインディシュが無い、飲み屋の・・・」との事でしたが、、
どう致しまして、私にはこの章が「メインディシュの当たるのでは」と思いました。

 御本の全体としては、その構成および流れは良く、分かり易いものでした。
失礼にあたるかも知れませんが、「農業専門書」よりも、より親しみやすい
「農家のエッセイ集」として多くの方々に読んで頂ければと思います。

 以上、纏まりのない駄文で恐縮ですが、私の読後感です。

今後もお元気に、農業に尽くされ私どもに安心、美味しいお米・玉子をお送りください。

 (写真は春、若葉の生い茂ったばかりの土の上で)


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