▼女はつえーなー 番外編2011/01/11 07:13 (C) FPのひとりごと
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ということで 高島彩を“つえーなー”列伝に加えた
その好対照な例として『菅クン』を持ち出させてもらった
つまり 『勘違いする』 『自分の立ち位置を読めない』 ということで
9日のサンデーモーニングで作家の幸田真音さんが
菅クンのことを『大臣までの人』とズバッと看破し
隣の隣にいた寺島実郎さんが笑顔で頷いていた
同じ考え方をする人がいると思うと ちょっと嬉しかったが
冷静になって考えてみれば これは誰でも辿り着く結論だ
菅クンは市民運動家だった
市民の目線で物事を捉え 市民を巻き込んで活動していた
そして その延長線上で政治家になっていった
野党時代には その目線を生かし舌鋒鋭く政権に斬り込んだ
それは自分のバックボーンである市民運動そのものであった
その後 政権入り(第一次橋本内閣)し 厚生大臣になる
あの薬害エイズ事件で 胸のすくような活躍をしたのであるが
よくよく考えれば あれも市民運動の延長線上にあった
市民の敵である官僚の悪を糾し 被害者である市民を救済した
ここいらへんのポジションまでであったらベストであった
もっとも 法務 財務 金融 防衛 の大臣は務まらない
彼がもし法務大臣になっていたら死刑執行の決断はできなかったと思う
総理になりたての頃 防衛大臣との懇談かなんかで
『昨晩は勉強してきました 防衛大臣は自衛隊員ではないんですね』
そんな突拍子もないことを防衛大臣に真顔で話していた
冗談ならいいのだが 私にはとても冗談には見えなかった
シビリアンコントロール云々の前に この段階で政治家としてもう失格だ
こんな人に普天間問題の解決などどうやったってできるわけがない
彼には下から目線(市民運動)はあるが 上から目線(ガバナンス)はない
東工大出身で私なんかが逆立ちしても取れない弁理士の資格も持っている
とても優秀なエリートだし 市民運動家としてのポリシーも悪くはない
でも
小泉純一郎にあって 自分にないもの
これはかなり決定的なものだと私は思うが これをよく考えて欲しい
(小泉政権や政策を支持しているわけではない 為念)
頭の良い人とは 自分の出処進退を弁えている人だ
ならば ここは潔く退くべきだ
醜い権力闘争などやってる暇は この国にはない