▼(63)『深代惇郎青春日記』2011/01/16 10:39 (C) 草木塔の郷 DENTAKUJI なあまず日記
▼深代惇郎坪内祐三「考える人」でも書かれていましたが
本当にここ10数年で古本屋で見かけなくなりました。 「青春日記」はご存知の通り「チボー家の人々」の読書感想から始まります。それは大学四年の1951.1.10のこと そして「深代惇郎エッセイ集」で彼は「世界名作への旅」という企画で再び「チボー家の人々」を取り上げます。書かれたのは1965.7.18〜7.25…つまり14年半を経て。 さらに「チボー家の人々」を訳した山内義雄が亡くなったとき友人の内藤濯(「星の王子さま」の訳者ですね。)の追悼文を紹介し天声人語で取り上げます。ときは1973.12.23のこと。 青春期に読んだ本の影響とはかくも大きいものなのだ、と実感します。あらさんとは一世代くらい年齢が違いますが、自分にとっての青春の書でもあります。 2011/01/16 20:14:さや
▼青春の書コメントありがとうございます^^
親子ほど違う人の青春時代に書かれた本が、時代を経て読まれ、なおかつ世代を超えて青春の一冊となるというのはすごいことですね。 2011/01/17 18:11:あらあら亭主
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深代惇郎:著(朝日新聞社文庫)
大学を卒業し、お寺の本山にある学院に入るとき、そっと忍ばせて行った本。
親子ほど違う著者の、同じ世代に書かれた日記なのでした。