ヤマガタンver9 > 世の中フリーだぜ!・・まだまだ

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▼世の中フリーだぜ!・・まだまだ

このシリーズ
Free→Free Sex→中央フリーウェイ
→フリー・クーポンカード ときて“おやぢ殿”の妨害が入り
そこからなぜか『不良』という意味不明路線に入り
不良→GS→ビートルズ→長髪→反抗→おばちゃんパーマ
という『雨降れば桶屋が儲かる』の雨→“桶屋の儲け”みたいな
シュールでブラックボックス的で精神分裂症的展開になってきた
だって 『フリー』 → 『おばちゃんパーマ』 だよ!
この論理的関連性を演繹的に証明することはスパコンでも無理であろう
いや待てよ!
フリー→ゆるい→ゆるい下半身→おばちゃん→おばちゃんパーマ
なんのことはない チョー簡単にできてしまうではないか!・・?
この高田純次的展開 いつものこととはいえ 我ながらみごとだ!


大学1年のときに 初めてパーマをかけた
長髪といったって 実態は ほとんどジャワ原人か落武者だったので
それが“ウザイ”“ムサイ”“汚い”というのをやっと理解したのだった
とはいえ 三十数年前の新潟市のはずれの ごく普通の住宅街に
“ヤングボーイ”が大きな顔をして入店できる美容院などあるわけがない
たまたま 同じアパートの同僚が近所で“巻いてきた”というので
私もご相伴に預かり そこの美容院に行かしてもらうことにした
そこは なんとなんと私の部屋の窓から見えるご近所美容院だった
もう忘れちゃったが ○○○美容室というかなりベタな名前で
○○○には そこの経営者の下の名前が入っていたりした

当時 私の生活圏には 男子禁制の女子寮が数棟はあった
女子短大系か専門学校系の女子寮だが その存在だけで燃えた(萌えた)
夜になると寮生の手引きなどもあり 電柱昇りなども厭わず侵入を試みたが
あのスリルと共犯意識と期待感と“お忍び感”はえもいわれぬ快感だった
ところが 同じ“女の牙城”とはいえ 美容院は全然勝手が違う
当たり前だが燃えないし というよりは かなりおっくうだった

意を決して入店した

『いらっしゃいま・・・』

店員の声がよどむとともに 鏡越しのおばちゃんたちの視線が熱い
もちろん歓迎の視線などではない 不躾な視線で“なに この若い男!!”
喫煙中の部室に入ってきた女子マネのようもので 歓迎されるわけがない
昔の美容院というのはパーマをかける時 例外なく“お釜”に入った
ロットを巻いてパーマ液をかけてから どでかい“お釜”をかぶせられた
あれがたまらなかった
両隣の“おばちゃん”が女性セブンなどを読みつつ“チラ見”する中
“ガマの油”のガマよろしく 目のやりどころもなく“釜茹で”だ 
しかしまあ鏡に映る我が姿の情けないことといったらこの上ない
シャンプー後に タオルを額の上で結んで髪を覆われたが(わかる?)
女性がやってるのを見たことはあるが・・ あれ 男としての恥辱だった
とにかく 散々な思いをしてやっとのことでできあがったのだが
鏡を正視するのが辛いほどの見事な“おばちゃんパーマ”だった

『これでよろしいですか?』  って

よろしいわけはないのだが どこをどう直していいのかもわからんし
まず とにかく その場を逃げ出したい衝動に駆られ店を飛び出た
我が部屋の鏡でパーマヘアをじっと見る・・
やっちゃった なんて生易しいもんじゃない 号泣したくなった
願望は原田真二風であったが 現物は・・ 大仏かオカンか  Uu


自主休講が一週間以上続いたのは ある意味止むを得ないことであった
2011/08/29 08:12 (C) FPのひとりごと

▼悪夢を思い出してしまった。

高校生の頃、当時は珍しかった男性の美容師さんの所に行って、
おもむろに清水健太郎の写真を見せて「これと同じく・・・」

よく考えたら清水健太郎とは顔かたちもぜんぜん違うわけで、
大仏様になってしまったのは言うまでもありません。
2011/08/29 10:21:そばやのおやぢ

▼やっぱり・・

実は私もケンタローカットに挑戦したことがあります
結果? んなもん“おやぢ”殿と同じ穴のムジナに決まってる
しかし お互い無駄な努力をしてたんだねー・・
2011/08/29 10:27:FP
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