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▼そこんとこどうなの? 中島クン!

ポスティング・システムを使って
メジャー入りを目指していた西武の中島選手が
ヤンキースとの交渉が不調に終わり帰国して西武に復帰?するんだって

入札で交渉権を獲得したのがMLB名門のヤンキースだったが
球団側は中島を内野(ショート)の控えにと考えていたようだ
知る人ぞ知る ヤンキースのショートはデレク・ジーターだ
現ミスター・ヤンキースだし 『ニューヨークの貴公子』とも言われる
松井秀喜と同級生だから37歳になる 超ベテランの領域だ
さすがに全盛期のスピードやキレはなくなってきたが
昨季は 引退説をうっちゃるのに十分な打率(.297)を残した
彼は人気・実力絶頂期の頃のジャイアンツのONのような存在
球団もファンも そしてなにより彼自身がまだ引退を潔しとしない
球団が中島を控えにと考えるのは ある意味あたりまえのことだ

しかし どう考えても現役は最長で3年と見ていいだろう
それも 全試合 全イニング出場など100%ありえない
きっちり休ませながら ときにはDHに回したりしながら大事に使う
となれば 控えの存在は黙っていても大きくなる
ゲーム終盤の守備固めからの1打席くらいならほぼ全試合可能性がある
しかも スーパースターとはいえ 相手はもう“落ちる”一方の選手
控えとはいえ中島の出場機会は多いし 活躍すれば株はドンドン上がる
考えれば 名門ヤンキースのレギュラー獲得には一番の近道だ
なのに・・


中島は歴代NPBの遊撃手(ショート)ベスト5には入る逸材(←私見)
日本人内野手としては パワー・スピード・テクニックで
どれもAランクには入る(A・B・Cランクで)
現時点でもジャパンのショートは中島だろう
でも MLBでは どの分野もBランクがいいところだ
彼には 良くも悪くも突出したところがない
イチローは脚力・守備力そして打撃のテクニックが突出している
野茂は落差の大きいフォークボールと強靭なメンタリティーがあった
松井はパワーで勝負したが 結局 馬群に埋もれてしまった
中島は1シーズンフル出場すると 打率.280 HR15本くらいならいける
これなら“つなぎ”のレギュラーとしては十分な数字だ
大金はたいて大物を連れてきたら 堂々とFAで他球団に移籍すればいい
ヤンキースのレギュラーだもの 高く売れるのは間違いない
こっちの方が 彼の野球人生にとって意義があると思うんだけどなー
まっ 余計なお世話か・・


今期のMLBは イチローの“アンチエイジング”
松井秀喜の古巣ヤンキースへの復帰(←可能性はある)
そして ダルビッシュのチャレンジ  と話題は尽きない
球春が待ち遠しいぜ!!
2012/01/10 10:55 (C) FPのひとりごと
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