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▼長井市とポン市

長井市とポン市/

2/8〜2/12まで長井市長とともにタイの東北部コンケン県ポン市に行ってきました。
と言いますのは
ポン市は早くから長井市のレインボープランを参考にしたまちづくりを進めていました。

ポン市からこれまでも二度、市長、職員、住民が長井市のレインボープランを視察に来られています。
その都度、「我々のレインボープランをぜひ見ていただきたい。今度はポン市にもおいでください。」というメッセージが長井市長に届けられていました。
ようやく今回、長井市長以下市民がポン市を訪れ、友好を深めてきたというわけです。
ポン市の「郡役所前の市場」、「100年の杜プロジェクト」、「生ごみ堆肥化プラント」、小学校の子どもたちの歌や踊りと民族楽器の演奏など本当に学ぶことの多い感動的な歓迎のなか、これからの両市の友好関係について話し合われました。
稔り多い交流だったと思います。



これまであったようなODAではなく、NGOでもなく、
山形県下の小さな田舎のまちづくりが国境を越えてタイの田舎町ポン市にとどけられポン市が少しずつ変わる。そのポン市を見て長井市も自分たちのまちづくりをあらためてとらえ返す。
今までにもよくあった、同じような観光資源を持っているとか、ゆかりの人物の縁とかの友好都市と違って、地球的課題であるグローバリズムの中における地域のあり方、農を基礎とする循環型社会、工業化する農と食への地域的対策、食と健康、住民参加・・・など、これからのまちづくりについての共通の目標をもつ田舎町同士というのが面白いと思います。

食糧の輸入国と輸出国という違いがあれど同じように地域経済はグローバリズムによって翻弄されてきました。ポン市はそこから輸出のための農業ではなく、生きるための農業に、生きるための地域づくりに向って方向転換をしてきました。「郡役所前の市場」も「100年の杜」もレインボープランの採用もその転換のなかでのことです。
これらのことは次回に報告いたしましょう。
長井市とポン市のような友好都市関係は生まれるべくして生まれた、実に新しい、21世紀的関係だと思います。

ポン市には県議のメッセージも届けられました。



▼成長する東南アジア

菅野さん、お帰りなさい。
タイでもご活躍だったことと思います。
通訳を務めたSさんも菅野さんのご縁でスカイプでお電話することができました。
すばらしい若い女性で、将来が本当に楽しみですね!

貧乏で、汚い東南アジア、という、イメージが凡人の頭からへぬぐえない私ですが、今、明治大正期の日本の農村というふるい岩波ブックレットを読むと、まさにこれが今のベトナムや中国奥地、タイ奥地の状況なんだろうと思えます。
それが100年経てばどうなるか?
ごちゃごちゃいる子供が大人になり、国を支え、新しい豊かな市場を形成する、、、、それだけでもすごい未来を感じます。
近い将来は、冬はマレーシアに住もうと思います。
タイは行ったことがないので。
でも、今度Sさんを頼って行こうと思います。
今回のタイ訪問の資料その他ができたらぜひ見せてくださいね。
2012/02/24 19:49:くみ
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