▼第4回・ニワトリたちの断食(04,12,22)2006/04/16 21:08 (C) ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
▼2週間も…!?初めまして。
ひょんな事から、こちらにたどり着きました。 にわとりの断食について、気になる事があるのですが…にわとりは2週間も断食させて大丈夫なんですね! 私は小学生の頃せきせいいんこを飼っておりまして、餌をあげ忘れた事があったのです。 そしたら、前日まで元気だと思っていたいんこは、翌朝死んでしまっていたのです… とてもショックでした。 可哀想な事をしてしまいました。 いんこもにわとりのように2週間の断食に耐えられたなら、と残念で申し訳なく思っています。 機会がありましたら、なぜにわとりは2週間の断食が出来るのかを、書いていただきたいなと思いました。 2011/09/05 18:08:たけたけ
▼たけたけさま肉体的に大きい分だけ余裕があるのかなぁ。
お読みいただいたでしょうが私も二週間の断食を行いましたが、 あと1週間はできそうでした。 ちなみに私は190cm、100kgあります。 2011/09/07 14:13:菅野芳秀
▼対馬の石屋根先輩、今晩は。 台風が大荒れ模様でしたが、ご無事でしたか。 当月2〜3日の台風の最中、長崎県の対馬に行って来ました。そこで、島民独自の生活の知恵、伝統的文化を発見してきました。 台風の多いこの地方ならではの文化(生活の知恵)です。それが石屋根です。その写真を送ります。 2011/09/07 19:57:種子原人
▼びっくりだよ。いや〜びっくりだねぇ。こんな家、初めて見たよ。クリックして大きくして見たから、よけい迫力を感じた。すごいねぇ。
大変な重量だけど、支えているのは木材だろうね。地震は大丈夫かな。ありがとう。 2011/09/08 10:10:菅野芳秀
▼私も同じ思いでした!その屋根を支えている柱は、大丈夫なのかしらってね。
昔っていつ頃のことなのですか? 瓦(さんがわら)を、セメントみたいなので飛ばないように張り付けている屋根とか、所々に石を乗せているのは見たことありましたけどね。(沖縄の屋根とかね) 種子原人さんへ この屋根、凄いな〜。 大きいままの写真で私はメチャクチャ嬉しいです。 写真戴きたいのですが、よろしいでしょうか? 〜〜〜〜〜コメントご無沙汰の言い訳〜〜〜〜〜 実は、義父(94歳)の24時間付添い(22日間)で、病院に縛り付けられていました。 義父が退院した4日後に叔父(義父の弟78歳)が急に亡くなりお葬式。 次男の嫁も入院。・・・続いてお盆。 9月、台風12号の警報が出ている中(四国香川県は台風12号の目の中に入っていたんです)猛特訓して戴いて、4日(薙刀の昇段試験)審査を受けました。 7月14日から、今まで、私には自由な時間がありませんでした。 これって私の人権は無視されているよな〜って思いながら頑張りました。 近所では、まだまだ家族(嫁)が看るのが当たり前なんです。 日本全国同じかな・・・? 看なければ、非情な嫁やって思われるよな。ほんで言われるよな〜。 でも、この状態がいつまで続くかわからないって思った時、どっと疲れが出ました。もう病院はイヤだよ〜ってね。 それを支えてくれたのは、親戚の人たちと、同じように長期間付き添っている先輩方の体験談や励ましの言葉かけでした。 みんな頑張っているんや! 私もここで投げ出すわけにはイカンのよな。だって代わりが誰も居ないんだからね。 今回は、肺炎だったので22日間で退院できました。今回の事で、私に義父母を看取ることができるんやろかって、大きな不安が広がっています。 「まあ、私にできる事しかできんし、やれるところまで頑張ります」やわな! 2011/09/08 18:58:山さくら
▼『ミトコンドリア』ミトコンドリアって、私は、名前しか知らないものでしたが、これを増やすと、10歳若返るんですってね。
どうやって増やすのですかって、尋ねると・・・、 毎日の食事量を70%くらいにするか、週末のみ食事量を30%にするといいんですって! それと、運動するんですって! ニワトリさんも同じやな〜。断食で若返るんですね。 私も、体重落としたいし、身体若返りたいし、なので一石二鳥かなって思って、最近聞いた所でした。 病院で付き添っている間に、太ったみたいです。 やっぱりストレス太りやな〜って思います。・・・・ションボリ! 2011/09/08 19:12:山さくら
▼山さくらさん!山さくらさん、お久しぶりです。石屋根の写真をどうぞ。
屋根石の枚数に対して、柱がさほど大きくないのが不思議だと感じました。古くからの生活様式だそうですが、いつの時代からかはわかりません。 そして、対馬(厳原)は、硯石の産地だそうです。 希少動物の対馬山猫を見ることができず残念でした。対馬はこれくらいで、いよいよ実りの秋、収穫頑張って下さい。 2011/09/08 19:15:種子原人
▼種子原人さん、ありがとうございます!昔々の対馬には、石屋根の家が多かったのですか?
ツシマヤマネコって、運が良かったら、近くで見ることができるのですか? 今年は、夏から2〜3度、熊の姿を見たっていう人が居ました。 今までは、夏には出て来ることは無かったんですって・・・・? もし、出てきたとしても、もう少し秋が深まってからだったそうです。 ヤマネコは、テレビの画面か図鑑でしか見たこと無いです。 本物の熊は、熊牧場とか、動物園でしか見たこと無いです。 両方とも、人間にも襲い掛かって怖いんでしょう。 私の住んでいる辺りでは、猿か狸ぐらいかな・・・? 猿だって、歩いているときに近くに出てきたら恐いですよ。 今、讃岐は雨です。 台風15号の影響ですよね。 17日は、警報が出ていたのですが、18日の運動会は一日中夏日和でした。 台風も、多くのテルテル坊主を目の当たりにして、一日道草してくれたんでしょうかね。 同じ場所に留まって、吹き荒れている所は本当に大変で怖かったことと思います。 前回の台風12号の目は、私たちの所(三豊市)を通りました。 我が家の、コシヒカリは8月末に刈っていたので助かりました。まだ刈っていなかった田んぼはペッタンコ。 倒れてしまうとと、稲刈りがほんまに大変なんですよ。 今回は大きな被害を残さずに無事に通り過ぎてくれますように・・・。 祈るしかないです。 2011/09/19 17:57:山さくら
▼再び、山さくら様対馬の石屋根の建物は、現在、倉庫に使われています。過去のことは、解りません。ツシマヤマネコは、上対馬に生存し、そこにいったら見られたようです。私が廻ったのは下対馬で、そこでは見られませんでした。全島で100〜110頭程。
熊は九州では既に絶滅している?とも言われています。よって、熊の話は聞きません。 しかし、ここ鹿児島では、猪が多く作物被害が多発しています。そして、私の故郷・種子島では鹿による被害です。自然との共生も容易ではありません。 2011/09/20 16:19:種子原人
▼自然エネルギーへ!先輩、おはようございます。さよなら原発集会の写真を見て、感動を受けております。
ここ鹿児島は、反原発・脱原発を真摯に考えなければ、危ない地域(川内原発)を抱えています。もう九州電力のまやかしの説明に、住民は騙されてはいけません。「原発は安全・安心です。事故がおきてもわが社ばかりでなく、国も責任をもちます。海に面した過疎地にあります。」(原発展示館係員の説明) かような九電(係員)の説明は、地域の住民を全く馬鹿にした許しがたいものです。裏を返せば、事故が発生しても過疎地域の住民の犠牲にとどまればよい、という内容です。 係員の説明では、太陽光・風力などの自然エネルギーの開発はコストが高いということです。しかし、この論点は、コストの問題ではなく、生存権の問題です。 福島原発による事故発生は、悪魔の道具と化したことを意味します。このような事実がありながら、九電・鹿児島県知事らの取る態度は腹立たしい限りです。 反原発は、われわれ国民の最重要課題です。 2011/09/22 09:42:種子原人
▼種子原人さま「コストの問題ではなく、生存権の問題です。」というのはまさしく的を得た珠玉の言葉ですね。どこかであっていっぱいやりたいなぁ。九州に種原人あり!ですね。
2011/09/23 19:00:菅野芳秀
▼種子原人さま申し訳ありませんでした。 私が、端折って書いて(丁寧に書いていなかったので)ごめんなさい。 熊の話は、香川県の人から聞いたのではありません。 近畿地方の人からの話です。 香川県にも、熊は居ないです。 ですから、香川県でも熊(被害)の話は聞いたことがありません。 昔々は、四国の山に、ツキノワグマが居たんですって・・・。 私は、絶滅したって聞いていますが・・・・? 今もひょっとしたら、密かに人の来ない山のどこかに住んで居るかもわかりません。 私は、鹿の話も聞いたことありません。 また物知りさんに尋ねてみます。 猪は、香川県にも居ますよ。 土の中のさつま芋や、タケノコを掘りだして全部食べるんですって・・・。 農家の人たちは、いろいろ工夫していますけど・・・。 もし私が育てている、野菜や果物が全部食べられていたら、ショックで、どうすることもできないと思います。 みんなは、網を被せたり、垣をしたりしていますけど、私はそんなことをするほど体力と時間の余裕が無いです。 自然の中で、食べ物を育てるって、ほんまに大変だから、収穫できた時は、お店で買ってきたのより美味しいって思えるんでしょうね。 子どもも同じです。「ぼくの作ったトマトが、どのトマトより一番美味しいよ」って言います。 安心が美味しさにつながっているのだと、私は思います。 いろいろと丁寧にありがとうございました。 写真・・・虫が来ないように菜園の夏野菜の中に植えたスイートバジルの花です。 2011/09/24 00:16:山さくら
▼TPPは恐い先輩、お久しぶりです。
TPPはただ単に、農業と工業の問題ではなく、これを通してアメリカは、我が国に投資・金融・資本を導入・支配しようとするものと考えられます。日本は完全に首根っこを押さえられることになるのではないでしょうか。 恐いと感じるのは、私だけでしょうか。 2011/11/11 19:06:種子原人
▼種子原人さままったくご指摘の通りだと思います。
民主党は人々の期待感を受けて政権についただけ タチが悪いですね。 2011/11/16 23:36:菅野芳秀
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ニワトリたちは玉子を産み始めて一年ぐらいすると少々くたびれてくる。産む玉子は大きくなり、そのぶん水っぽくなる。産卵率がガクッと落ちる。体を覆う羽もみずみずしさを失い、少し歳をとったかなという感じになる。たくさん玉子を産んでくれたのだからしょうがないけど。
そんな時に行うのが「強制換羽」という名の「断食」だ。これは「自然」ではない。でもこれによってニワトリたちは見事に変わる。玉子を産み始めたばかりの若どりと比べても区別がつかないほどに若返るのだ。およそ13日から14日間エサをきる。ニワトリたちには常日頃いかにお世話になっていたとしても、ここは情け容赦なく行わなければならない。
断食はつらい。10日目ぐらいからフラフラするものもでてくる。ニワトリたちにとっては何のためにエサを与えられないのか、しかもこの苦しさがいつまで続くのかも分からないはずで、不安といえばとてつもなく不安だろう。
鶏舎の中に入っていくと「私たち、なんか悪いことした?」という目で僕を見つめる。僕だってつらいのだ。191センチ、96キロの僕は、食事を一食抜くだけでも大騒ぎするぐらいなのだから、二週間の断食は気が遠くなるぐらいのつらさだろうと・・・考えただけでもいやになる。
そして断食があける。人間で言えば「おかゆ」のようなものから少しずつ与えていくのだが、想像できるでしょう?ニワトリたちがエサに飛びつく様子。エサをもらえないという苦しさも、エサを与えないというつらさもこれで終わりだ。
食べ始めてから4、5日もすると一斉に「換羽」が始まる。ニワトリたちの古い羽が抜け出し、若々しくみずみずしいものと交代する。姿かたちはまったくの若どりになっていくのだ。それだけではない。やがて産み出す玉子も若鶏と違わないプリンとしたものに変わっていく。ニワトリたちの体の中で何が起こっているのだろう。
「老化」、「働きすぎからくる疲れ」、あるいは「容姿の衰え」→「断食」→「若返り」。ニワトリたちのたどった過程はこういうことだ。
再び溌剌として遊びまわるトリたちを見ていると、これって人間でもできないだろうか、いけるかもしれないと思う。
そのこととは別に、若返るためとはいえ、ニワトリたちに断食を強いてきたこの僕は、当然のことながらそのつらさを一度体験しなければなるまいと考えている。