ヤマガタンver9 > 小さな幸せの積み重ね

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▼小さな幸せの積み重ね

小さな幸せの積み重ね/

    「小さいことにくよくよするな!」サンマーク出版より

 8月に入り、秋田県南部から山形県北部の大雨による被害、原爆投下の6日、9日を迎え、本当は核のない世界を!という運動をもう一度見直す日なのに日本を含め、不穏な動きが見えること、そして日向灘での地震と、不安なことがたくさんあります。被災した皆様には、1日も早い復興をお祈りいたします。

 そんな中ですが、目の前のお子さんと小さな幸せの時間を過ごすには…ということで体験談を書きたいと思います。

 息子が保育園児の頃です。2人で医者に行く日でした。車の中で息子が、「ママ、今日はママとデートの日だね。」ととてもうれしそうに言います。2歳になる前に娘が生まれたので、私はずっと息子をお兄ちゃんとして扱ってきたので、ハッとしました。息子も私を独占したかったのです。それ以来、機会を見て、息子と2人きりの時間を過ごすことにしました。それでも20歳を過ぎたころ、「ちっちゃい時、さびしい思いをさせたね。」というと「おじいちゃんおばあちゃんがいなかったら、ぐれていた。」という返事が返ってきました。

 次に娘です。いつもいつも「ママ、私のこと好き?」と聞いてくるのです。そのたびに、「もちろん!大好き!」と答えるのですが、なぜ何回も何回も同じことを聞くのか、その頃はわかりませんでした。今考えると、もっと「大好き!」と言ってほしかったのだろうし、愛情を確かめたかったのだと思います。

 母親として失格だったなあと反省しています。

 もし、心当たりのあるお母さん、お父さん方がいらっしゃれば、「大好きだよ!」「めんごいな!」ということを、言葉で表してみませんか?少しの時間でいいので、お兄ちゃん、お姉ちゃんとも2人きりの時間をとってみませんか? 

 きっとそれが、子どもたちが大きくなった時の大きな大きなエネルギーになります。一人で生きていくエネルギーになります。小さな幸せの積み重ねです。

 照れくさいな〜という方のために、写真の言葉を用意しました。どうぞお好きな言葉を使って、「大好きだよ!」と言ってみてください。思春期にさしかかった、なんだかつれない子どもさんとの会話のきっかけにもなるかもしれません。

 平和の祭典、オリンピックも明日まで。メダルラッシュは、気持ちをとても明るくしてくれますし、日本人ももう世界で対等に戦えるんだな〜、92人の中にオリンピアンが出るかもな〜と、思っています。

 夏休みも残り10日間となりました。22日、こぐわっ子たちの顔を見るのが楽しみです。では、よい時間をお過ごしください。

 

 

 


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