▼タイ・東北部、農民交流の旅に参加して2007/08/29 08:49 (C) ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
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でも、その上でどうするんだ?どんな社会や暮らしを作っていくんだい?問われていたのはそこである。
私がかかわっている地域づくりの中にもその問題意識が常にあった。嘆き節ではなく、批判にとどまるのでもなく、もう一つの社会や人々のつながりを育む。こんなことを常に念頭に置きながら取り組んできた。
3月の14日から8日間、AFEC(アジア農民交流センター)主催の農民交流の旅に参加してきた。ここでは詳しい事情説明は割愛するが、タイ・イサーンでも、日本とは違う困難のなかにあって、「造りだす」、「産み出そう」とする多くの人たちに出会えた。嬉しかったし、力をもらえた。「タイ東北農民の旅」のおもしろさ、醍醐味はここにある。
「むらとまちを結ぶ市場」、「共同農場」、「100年の森構想」に「タイ・レインボープラン」・・・。これらは、世間的に見ればとるに足らないぐらいに小さいものだろう。しかし個人的実感からいえば、巨大なWTOの中に芽生えた希望だ。
(これらの事業については改めて報告しましょう。)
それらの事業は「充足経済」「足るを知るくらし」の考え方と対になっていて、足腰の強さを感じた。しかしすんなりとはいかないだろう。それは我々とておなじ。どんな壁にぶつかり、どう克服してきたのか。これらはこれからの交流の中心課題になっていくだろう。
体調不良の中、ヘロヘロになりながらの八日間だった。仲間たちには心配かけたが、もう完全復活。農作業にまちづくりにと、真っ黒になりながら走り回っているよ。
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以上は、AFECの機関誌「百姓は越境する」に、800字の制限で書いたものですが、何のことやら・・何を言いたいんだい?、今までとは勝手が違うんでないか?・・でしょう。
近いうちにもう少し詳しく、経過を含めて報告したいと思います。