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▼★ホルムアルデヒドとF☆☆☆☆ byインテリアウイング★

☆ばっかりの題名ですがお久しぶりです。

最近変わった材料の見積もりをした為にこの記事にすることにしました。
変わった材料というのが「オガファーザー」という古紙を使用した壁紙です。

これは最近主流のビニール壁紙ではなく、古紙等の紙素材のようです。

海外からの輸入製品になりますが、紙なのでアレルギー反応
起こりにくく、壁紙なのに特殊な塗料で塗り替えができる物です。

正直マイナーで県内でも実際に使ってる現場はほぼありません。
県内の問屋に問い合わせても珍しい材料のようです。

糊も通常よりボンドの割合が多い糊を使用する必要がありますし、
材料も施工費も通常の壁紙より割高になるのでクロス屋としては、
総合カタログから自然素材のクロスを選んだ方が無難な気はします^^;

1番ネックなのは巾が通常約90センチあるのにこの材料は70センチ程度
しかない点です。本当は1本で行くところが2本になるってのは手間が
増えて、クロスの継ぎ目も増えるということになるのでデメリットに
感じますね。。。


この壁紙はホルムアルデヒド対策ということになりますが、
現代の建築資材は昔よりこの問題にシビアになってきています。

そこで指標となっているのがF☆☆☆☆(フォースター)です。

☆の数で安全度の指標としています。
2つ、3つというものは一定量しか使えません。
4つ星であれば、ホルムアルデヒドがゼロかそれに近い値という意味です。
実際は殆どが4つ星の物であって気にする必要がありません。

カタログ全点「F☆☆☆☆」なんて書いてたりします。
いくら安いカタログでもほぼF☆☆☆☆ですので普通の人には
殆ど関係しません。

中には過敏症の方等もいらっしゃいますので、そういった方は
パテ、糊、材料まで気を配った方がいいでしょう。

材料も「総合カタログ」と呼ばれるハイランクのカタログを見せてもらい、
自然素材の珪藻土や、和紙タイプを選べばさらにいいでしょう。

塗り壁なんかよりは汎用性も選択肢も多く安価と思われます。
ハウスシック症候群の方なんかはよく相談して材料を決めましょう。

ホルムアルデヒドと壁紙 (有)インテリアウイング

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