ヤマガタンver9 > 年頭のご挨拶

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▼年頭のご挨拶

あけましておめでとうございます。昨年は幸いにして、クリニック、介護老人保年施設共に大きな事故もなく運営することができました。これもひとえに皆様のおかげと心から感謝申し上げます。
理事長の小生としては、今年もクリニック院長、介護老人保健施設白鷹あゆみの園施設長、介護老人福祉施設マイスカイ中山嘱託医、山形医療技術専門学校整形外科講師、感動ハウス産業医、東根小学校学校医、国民健康保健介護給付費審査会委員、白鷹町介護認定審査員、長井市休日診療所当番医として忙しい毎日が続くことでしょう。すでに前期高齢者となり、あちこちほころびの出た体に鞭打ち、今年もクリニックでは患者さんへの丁寧な説明に心がけ、介護老人保健施設白鷹あゆみの園では入所者の皆様をガラスの商品を扱うように大切にお世話したいと思います。入所者の皆様を商品に例えて申し訳ありません。その位慎重に大事にお世話するという事です。よろしくお願いいたします。
昨年末は、山形県ではほとんど雪が降りませんでした。山形県のスキー場にも雪はあまりありませんでした。除雪に1回あたり何万円もかかる当医療法人にとっては大助かりです。しかし、例年3月いっぱいは必ず雪が降ります。雪がないと商売あがったりの組織もあれば、大助かりの組織もあります。商売あがったりの方々には誠に申し訳ありませんが、今年は、できるだけ雪が降らないよう願うばかりです。
雪に限らず、物事どんなことにも関らず相反する場合が必ずあります。どちらが正しいとか判断しづらいことがたくさんあるのです。世界的に見ても西側諸国と中露の対立、イスラエルとハマスの戦争、ロシアとウクライナの戦争(これに関しては日本人のほとんどはロシア、特にプーチンが悪いと思っているでしょう。小生もそう思います。)など、どちらにも自分たちの考える正しいと思う主張があるのです。日本でも保守政党と左翼政党の対立があります。医療の面に関しても、保存的に治療するのか、手術的に治療するのか、シップ欲しいという患者さんにシップを出すだけの満足のいく医療か、それとも患者さんの財布を考慮しない医学的に証拠に基づいた医療をするのか、判断が分かれることはたくさんあります。当医療法人では、患者さんの意見に基づいた医療介護を今年も心掛けていきたいと思います。
でも、なかなか判断の難しいことが多いのですよ、人間を扱う仕事は。「小さな親切、余計なお世話」なんてことがたくさんあります。人の心理は千差万別。臨機応変にとらえて個々に対処していくしかないのでしょう。今年もよろしくお願いします。

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