ヤマガタンver9 > お陰さまで「虹の駅」オープン

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▼お陰さまで「虹の駅」オープン

 長井市民が生ごみの分別を開始して以来9年目、念願の直売所が
去る6月10日ようやく市内のど真ん中、あら町の空き店舗に
オープンしました。

 これまで視察などで訪れる多くの識者・関係者が
「市民がこんなに生ごみの分別ができるのに、なぜ直売所を
作らないのか」と不思議がられていましたが、「地産地消」の
追い風もあり、長井らしく、視察受け入れや学習、情報の受発信機能を
併せた直売機能をもつまちづくりの拠点機能として立ち上げられた
ものです。

 運営するのは「NPO法人レインボープラン市民市場」、理事長に
「快里デザイン研究所」所長、前レインボープラン推進協議会
コンポスト委員長の渡部久雄氏が就任しました。
理事には消費者、生産者、商店主、まちづくり関係者、経済団体、
レインボープラン推進協議会役員などが名を連ねてのスタートに
なりました。

 初日は、天候不順などから売り場を満たす商品が揃うのか
心配されましたが、趣旨に賛同した生産者が続々と新鮮・安全な
野菜などを搬入、店内にはトマト、キュウリ、レタス山菜など
35品目のほか、そば粉やお菓子も。
オープンと同時に店内はごった返して売れ切れが出るほど、
さい先のよいスタートとなりました。
売り場に並ぶレインボープランの認証農産物は、まだ量的に少ないが
「消費者と生産者が互いに分かり合える場」が生まれ、
「気軽にお茶でもどうぞ」のコーナーもあります。
また、今後認証マークのついた商品が増えることが期待されます。

 これからは、先行の市内直売所や関係機関との連携により
レインボープランのまちとして「地域循環」「ともに」が身近に
そしてより鮮明に感じられる拠点として、長井市の協働のまちづくりに
大きな役割を果たせるものと期待が広がっています。

 年中無休で、営業時間は午前10時から午後6時まで。
問い合わせは電話0238-83-3175まで。



オープン初日、レジに並ぶお客さん


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